保険会社のシャッターに挟まる女性2人、一体何が？―中国

25日、香港メディア・香港01は、河北省の保険会社オフィスで女性2人が閉まるシャッターに胴体を挟まれるトラブルがあったと報じた。

2024年12月25日、香港メディア・香港01は、中国・河北省の保険会社オフィスで女性2人が閉まるシャッターに胴体を挟まれるトラブルがあったと報じた。

記事によると、このほど河北省にある保険会社オフィスである女性が保険金請求で会社側と争い、オフィス入口に横たわってシャッターが閉まるのを妨害した結果、下りてくるシャッターに押しつぶされそうになったとの情報がネットで出回った。

ネット上には複数の動画が拡散しており、ある動画には黒い服を着た女性がシャッターの下に座って保険会社がシャッターを閉めるのを阻止しようとする様子や、突然シャッターが下りてきて女性の腰のあたりを圧迫し、女性が繰り返しドアをたたきながら叫ぶ様子が映っていた。その後、紫色のコートを着た女性がやって来てシャッターの下に足を入れて助ける様子も見られたという。

また、別の動画では、女性2人が頭をオフィス内側、足を外側にする形で保険会社オフィスのロビーに横たわっており、ロビーのガラスドアには「中国人民保険」という文字が貼られているのが見えたとのこと。

記事は、中国本土メディアの報道として、トラブルは今月24日に河北省保定市安新県にある中国人民財産保険安新支店で発生したもので、トラブル発生直後に職員が警察に通報し、警察が調査を実施していると紹介する一方、トラブルの理由についてネット上では「保険金請求をめぐる争い」とされているものの、真相は明らかになっていないと伝えた。（編集・翻訳/川尻）