1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

「8階に停まる2系統のバス」がウルムチの人気観光スポットに―中国

Record China / 2025年1月4日 19時30分

「8階に停まる2系統のバス」がウルムチの人気観光スポットに―中国

「8階に停まる2系統のバス」がウルムチの人気観光スポットになっている。

新疆ウイグル自治区ウルムチ市の市民・李春霞(リー・チュンシア)さんは「8階のテーマバス停」で、「当時、通勤の時にここで2系統のバスに乗り換えていた。ぎゅうぎゅう詰めのバスの光景が今でも目に浮かぶ。今日は8階のテーマバス停を見るために地下鉄1号線に乗ってやって来た」と話した。中国新聞社が伝えた。

最近登場した「8階のテーマバス停」に足を運ぶと、実物大で再現された「2系統のバス」の横にあるバス停は記念撮影しようとする人でにぎわっていた。そしてその横にある現在も使われているバス停には約5分おきにバスが到着していた。

ウルムチの「8階に停まる2系統のバス」は、歌手・刀郎(ダオ・ラン)の曲「2002年的第一場雪」の歌詞に出てきたことで注目を集めるようになった。「2系統のバス」がどうやって「8階」に停まるのか、多くの人の想像を掻き立てたからだ。

8階のテーマバス停

実は「8階」というのは地名で、ウルムチ市の道路・友好北路にある新疆昆侖賓館が8階建てで、当時同市で最も高い建物だったことからそのようなネーミングになったという。ここに停まる2系統のバスは当時のウルムチ市の南北を走る重要な公共バス路線だったという。ただ、今ではすでに廃線となっている。

新疆昆侖賓館のオンライン宣伝部の劉夢縁(リウ・モンユエン)経理は、「半年かけて、『8階のテーマバス停』を再現した。昔の生活の様子や発展の過程を再現することで、都市の独特の文化を残したいと思った」と説明する。

8階のテーマバス停

前述の李さんは街中に立ち並ぶ高層ビルや交通量が多い街中を見ながら、「ウルムチは急速に発展、変化している。今は交通機関も非常に便利で、公共バスに乗ればどこにでも行けるようになっているし、地下鉄もとても便利。8階より高い高層ビルもたくさんある」と話した。

データによると、ウルムチ市には現在、公共バスの路線が約240本あり、4400台以上のバスが投入されている。また、公共バスの総延長距離は3800キロ以上となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

8階のテーマバス停

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください