広州市でベンガルトラの五つ子が生後初公開―中国
Record China / 2024年12月26日 18時20分
広東省広州市で20日、ベンガルトラの「薇薇」と赤ちゃんたちが初めて一般に公開されました。
中国南部の広東省広州市で20日、ベンガルトラの「薇薇(ウェイウェイ)」と赤ちゃんたちが初めて一般に公開されました。ウェイウェイは今年9月12日に五つ子の赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんたちは既に生後3カ月を迎え、元気にかわいらしく育っています。赤ちゃんたちの名前にはたくましく育つようにとの願いが込められており、雄の赤ちゃんの名前は「微竜(ウェイロン)」、「微観(ウェイカン)」、「微博(ウェイボー)」で、雌の赤ちゃんの名前は「微露(ウェイロ)」と「微水(ウェイスイ)」です。
現在、五つ子の赤ちゃんは6歳になる母親のウェイウェイと一緒に長隆野生動物世界(長隆サファリパーク)のトラ展示エリアで暮らしています。同エリアではトラが野外で子育てをする環境の特徴が再現されており、ウェイウェイがより自然に育児をすることができます。
サファリパークの保育員は、「ベンガルトラは通常1回の出産で2~3頭の赤ちゃんを産むので、五つ子の出産は珍しい。ウェイウェイは母性が強く、幼い子どもたちの前でもまったくフードガードすることがないため、親子に与える食べ物はそろえて置いておく。親子は一緒に食事をすることができる」と紹介しました。保育チームは数日ごとに赤ちゃんたちの体格検査を行い、成長の状況を把握しています。
ベンガルトラは世界中で絶滅が危惧されている動物の一つで、中国の国家一級重点保護動物です。長隆野生動物世界肉食類動物研究センターは1996年から猫科動物貴重獣類を保育する研究を始めました。現在、パーク内にはアモイトラ、アムールトラ、ベンガルトラの3種類、合わせて300頭近くが暮らしており、パークには中国国内最大のベンガルトラの個体群ができているほか、以前には六つ子の赤ちゃんの出産と飼育の記録も打ち立てています。(提供/CRI)
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