中国最北の高速鉄道の駅、改修工事完了で供用開始

中国で建設中の中国最北の高速鉄道、哈伊高速鉄道全線で唯一の改修駅である鉄力駅の改修工事が完了しました。

中国で建設中の中国最北の高速鉄道、哈伊高速鉄道（黒竜江省ハルビン市－伊春市）全線で唯一の改修駅である鉄力駅の改修工事がこのほど完了し、普通列車の旅客は新しい改修駅を先行して利用できるようになりました。

鉄力駅は正式に運用を開始しました。駅は3つのプラットホームと9つの線路を備え、普通列車用と高速列車用のエリアがあります。駅の総建築面積は約5000平方メートルで、最大1000人の旅客を同時に収容でき、待機能力は2倍以上に向上しました。

哈伊高速鉄道は、中国で建設中の最も高緯度に位置し、全線が1年を通して最大の温度差を持ち、また長期間凍土となっているエリアを通過する初の高速鉄道です。哈伊高速鉄道には、ハルビン、綏化南、鉄力、伊春西など9つの駅が設置され、黒竜江省のハルビン市を起点に綏化市を経由し、伊春市まで続きます。本線の全長は318キロメートルで、設計速度は時速250キロメートルです。全線が完成し運行が開始されると、ハルビンから伊春までの旅客列車の運行時間は現在の約7時間から約2時間に短縮されます。（提供/CRI）