ポリシリコン先物が中国広州先物取引所に上場

中国証券監督管理委員会の許可を得て登録されたポリシリコン先物が26日、広州先物取引所に上場しました。

中国証券監督管理委員会の許可を得て登録されたポリシリコン（多結晶シリコン）先物が26日午前9時、広州先物取引所に上場しました。ポリシリコンオプションの取引は27日に始まります。

ポリシリコンは太陽光発電産業チェーンの重要な原材料であり、主に太陽電池、半導体、航空、特殊材料、建築、機械などの分野で応用されています。

広州先物取引所商品事業部の責任者によると、ポリシリコン先物が上場することで、企業にオープンで透明性があり連続的な価格情報を提供でき、企業が生産能力の配置を合理的に計画し、生産経営計画を制定するのを助け、産業の資源配置の最適化を導くことができるとのことです。データによると、中国はポリシリコンの生産、消費、輸入において世界最大の国です。2023年、中国のポリシリコン生産量は約150万トンで、世界全体の約92％を占めました。

ポリシリコン先物とオプションは、広州先物取引所に上場された3番目の新エネルギー金属先物商品となります。（提供/CRI）