2025年に中国の関税水準は据え置き、後発開発途上国にはゼロ関税適用
Record China / 2024年12月31日 11時50分
中国国務院関税税則委員会は28日、公告の形式で「2025年関税調整方式」を発表しました。内容は、2025年1月1日に実施する一部商品の輸入関税率と税目の調整についてです。写真は深センの塩田港。
中国国務院関税税則委員会は28日、公告の形式で「2025年関税調整方式」を発表しました。内容は、2025年1月1日に実施する一部商品の輸入関税率と税目の調整についてです。
消防車や緊急修理車など特殊用途車両のオートマチックトランスミッションなどに対する輸入関税は、科学技術革新を通じて新たな生産力の発展を支援するために引き下げられます。
また、民生の保障と改善を図るために、外科手術用のニチノール合金ワイヤーなどの輸入関税が引き下げられます。
さらに、グリーンで低炭素な発展を推進するために、エタンや一部の再生銅、アルミ原料の輸入関税も引き下げられます。
公告によると、2025年には935品目の商品に対して最恵国税率よりも低い輸入暫定税率が適用されます。「調整方式」によれば、中国の関税総水準は7.3%に保たれ、世界的に低い水準を維持します。
また2025年には、中国と外交関係を有する後発開発途上国43カ国の全品目に引き続きゼロ関税の待遇を適用します。同時に、アジア太平洋貿易協定やASEAN加盟国との政府間協定に基づき、バングラデシュ、ラオス、カンボジア、ミャンマー原産の一部輸入品に特別優遇を引き続き適用します。(提供/CRI)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
米USTR、中国の半導体産業に関する301条調査開始、レガシー半導体や基板に焦点(米国、中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月24日 13時25分
-
中国の11月輸出額は単月ベースで2021年12月を上回る水準、駆け込み需要も背景に(中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月23日 0時45分
-
CGTN:中国が2025年の経済計画を策定、より積極的なマクロ政策を誓う
共同通信PRワイヤー / 2024年12月16日 10時11分
-
シュローダー 2025年市場見通し 外国株式
Digital PR Platform / 2024年12月13日 10時0分
-
米USTR、重要鉱物など5品目の対中追加関税の対象拡大・関税引き上げを発表、2025年1月1日から(米国、中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月12日 11時0分
ランキング
-
1「日本一土地代が高い」新宿・歌舞伎町のバッティングセンターはなぜ潰れないのか? 店が語った驚異の「1日の来場者数」と営業理念
NEWSポストセブン / 2025年1月4日 16時15分
-
2豊洲市場で初競り、一番マグロは歴代2位の2億700万円…仲卸やま幸「鮮度がずば抜けていた」
読売新聞 / 2025年1月5日 7時53分
-
3USスチール買収阻止、アメリカ政府への訴訟以外に打開策見当たらず
読売新聞 / 2025年1月4日 21時3分
-
4IBM、技術巡る訴訟和解 ラピダス、事業懸念解消
共同通信 / 2025年1月4日 22時33分
-
5トヨタ・ホンダ・日産、アメリカでHVやSUV好調…トランプ政権下で需要の変化加速か
読売新聞 / 2025年1月4日 18時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください