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中国新車販売、2025年に新エネ車が内燃機関車を上回る見通し、西側諸国より何年も先行―英メディア

Record China / 2025年1月2日 10時0分

中国新車販売、2025年に新エネ車が内燃機関車を上回る見通し、西側諸国より何年も先行―英メディア

英フィナンシャル・タイムズによると、中国では2025年に新車販売のうち新エネルギー車が初めて内燃機関車を上回る見通しで、世界最大の自動車市場が西側諸国より何年も先行する歴史的な転換点となる。資料写真。

中国メディアの参考消息によると、英フィナンシャル・タイムズはこのほど、中国では2025年に新車販売のうち純電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)を含む新エネルギー車(NEV)が初めて内燃機関車を上回る見通しで、世界最大の自動車市場が西側諸国より何年も先行する歴史的な転換点となると伝えた。

記事が投資銀行のUBSとHSBC、調査グループのモーニングスターとウッドマッケンジーから提供された最新の見通しとして伝えたところによると、中国では25年にNEVの販売台数が22年の2倍超の1200万台に達する一方、内燃機関車の販売台数は22年から30%近く減少して1100万台を下回る。

記事は「欧州と米国ではEV販売の伸びが鈍化しているが、これは自動車業界による新技術導入の遅れ、政府補助金を巡る不確実性、中国からの輸入に対する保護主義の高まりを反映している」と指摘した。

そして、ウッドマッケンジーのアジア太平洋再生可能エネルギー研究担当ディレクター、ロバート・リュー氏が「中国のこの画期的な出来事は、国内における技術開発と、EVおよびそのバッテリーに必要な重要な資源の世界的なサプライチェーンの確保における成功を示している。この産業の規模は、製造コストの大幅な削減と消費者にとっての価格低下を意味している。彼らはすべてを電化したいのだ。中国に匹敵する国は他にない」との見方を示したことを紹介した。

記事はまた「中国におけるNEV販売の伸びは過去2年の勢いには及ばないものの、中国政府が20年に定めた、35年までに自動車販売の50%をNEVにするという目標は10年前倒しで達成されることになる」とし、「上海に拠点を置くコンサルタント会社オートモビリティによると、中国の24年のNEV市場は前年比40%近く成長する中、外国ブランド車の市場シェアは過去最低の37%にまで落ち込んでいる」とも伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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