韓国ゴンチャ店長「飛行機墜落したら代わりのアルバイト探せるよう両親よりもまず私に連絡を」

茶飲料チェーン「ゴンチャ」の韓国のフランチャイズ加盟店の店長が、29日の179人が死亡した旅客機事故に関連し、アルバイトに不適切なメッセージを送信していたことが明らかになった。

香港メディアの星島日報によると、茶飲料チェーン「ゴンチャ（貢茶、Gong cha）」の韓国・大邱の新世界百貨店内にあるフランチャイズ加盟店の店長が、29日の179人が死亡した旅客機事故に関連し、アルバイトに不適切なメッセージを送信していたことが明らかになり、ゴンチャコリアと当該店長が謝罪に追い込まれた。

店長がアルバイトに送ったメッセージのスクリーンショットがネット上に流出した。それによると、店長は「今日の飛行機の爆発を見たか。休暇中に海外に行く人もいると思う。墜落が起こったら、両親よりもまず私に『代わりのアルバイトを探してください』と連絡するように」と伝えていた。

ネット上で「（この店長は）人ではない」などと非難する声が噴出したことを受け、ゴンチャコリアは30日、フランチャイズ加盟店の店長の不適切なメッセージについて謝罪する声明をホームページに掲載し、「これはゴンチャコリアの基本的な価値と倫理に反する。お客さまを失望させたことについて責任を痛感している」とした。

店長もゴンチャコリアのホームページに掲載された自筆の謝罪文で「すべてのことは店長である私の管理の手抜かりによるものと深く反省している。今後、店舗運営と従業員教育を徹底的に改善して再発を防ぐ」とした。（翻訳・編集/柳川）