ビザなしで行ける中国の訪れたい古都―韓国メディア
Record China / 2025年1月4日 11時10分
中国メディアの環球時報によると、韓国のニュースサイトのニュースピムはこのほど、「ノービザ時代の中国旅行」と題し、訪れたい中国の代表的な古都について紹介する記事を掲載した。写真は北京の天壇。
中国メディアの環球時報によると、韓国のニュースサイトのニュースピムはこのほど、「ノービザ時代の中国旅行」と題し、訪れたい中国の代表的な古都について紹介する記事を掲載した。
中国は2024年11月、韓国の一般旅券保持者に対してビザ免除措置を適用すると発表した。期間は11月30日から25年12月31日まで。ビザ免除となる滞在期間は当初は15日以内だったが30日以内に延長された。
記事は「中国が韓国の一般旅券保持者に対して入国ビザを免除した後、中国旅行が増加傾向にある。25年には中国旅行の増加速度がさらに速くなると旅行業界は見ている。中国には数百年、長いものになると数千年の歴史を持つ都市が多くある。都市自体が巨大な歴史博物館としてかつての王朝の盛衰を物語っている」とし、北京、咸陽(陝西省)、西安(陝西省)、洛陽(河南省)、南京(江蘇省)を取り上げた。
1949年に新中国が首都に定めた北京については「数百年前の元が初めて王朝の都とし、大規模に建設した。元を滅ぼした明は当初、南京を都としていたが、王朝初期に北京に遷都した。明を継いだ清も北京を都とした」とし、見どころとして故宮、天壇、頤和園を挙げた。
咸陽については「秦の都であり、漢および唐においても第二の都とされた歴史的な都城だ」と紹介した。見どころは唐乾陵と漢陽陵。
西安については「2000年余り前には長安と呼ばれた。なんと13もの王朝がここを都とした」とし、見どころとして秦始皇兵馬俑、大雁塔、古城墻を挙げた。
洛陽については「牡丹の町としても知られる千年の古都で、東周や東漢(後漢)など多くの王朝が都とし、『三国志』にも何度も登場する」と紹介した。見どころは龍門石窟、白馬寺、毎年開催される牡丹祭り。
南京については「かつては三国時代の呉や東晋南朝の都として栄え、現代では長江経済圏のハブとして位置付けられる。明の最初の都でもある」とし、見どころとして明孝陵と南京城墻を挙げた。(翻訳・編集/柳川)
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