北京の大気質、2024年の優良日は290日、モニタリング史上最多
Record China / 2025年1月4日 6時30分
北京の大気の質の2024年の優良日は290日だった。
2日に開催された2024年の北京市の大気の質に関する記者発表会で、同年、北京の大気の質は引き続き改善し、微小粒子状物質(PM2.5)の年平均濃度は前年比6.2%減の1立方メートル当たり30.5マイクログラムだったことが分かった。4年連続で中国の大気の質の二級基準に達した。大気の質が「優良」だった日数は290日で、モニタリング史上、最多記録を更新した。中国新聞社が伝えた。
2024年、北京の粗大粒子状物質(PM10)、二酸化窒素(NO2)、二酸化硫黄(SO2)の年平均濃度は1立方メートル当たり54マイクログラム、24マイクログラム、3マイクログラムだった。いずれも長年安定して基準に達している。うち、PM10は前年比11.5%減、NO2は同比7.7%減だった。SO2の濃度は引き続き極めて低い1桁台の水準を保っている。2013年と比べると、PM2.5は65.9%減、PM10は50.0%減、NO2は57.1%減、SO2の濃度は88.7%減となった。
2024年、北京の大気の質が「優良」だった日数は290日と、全体の79.2%を占め、前年より19日増えた。2013年と比べると114日多く、約4カ月分増えたことになる。深刻な大気汚染の日数は、2013年は58日だったが、2024年はわずか2日に減り、史上最も少なかった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国の石油需要「2025年前後がピーク」の衝撃度 ペトロチャイナが予想、2060年には3分の1に
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 16時30分
-
「ネイチャーポジティブ(気候変動、生物多様性、資源再生など)」の網羅的な最新状況と未来を把握するためのテクノロジー動向:第2回 汚染/汚染除去
PR TIMES / 2024年12月20日 13時40分
-
新たに改定された「コールベッドメタン排出基準」が発表―中国
Record China / 2024年12月17日 20時30分
-
中国不動産投資、1─11月は前年比-10.4%
ロイター / 2024年12月16日 12時6分
-
中国の消費は「個性」と「理性」が共存、健康関連が成長分野に―国営メディア
Record China / 2024年12月14日 5時0分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください