いくらなんでも多すぎ、道路上の梁1本に20台もの監視カメラ―中国

山西省運城市垣曲県の道路上の1本の梁に約20台もの監視カメラが設置されていることを巡り、中国のネット上では交通違反などの過剰な取り締まりを懸念する声が上がった。

中国メディアの極目新聞によると、山西省運城市垣曲県の道路上の1本の梁に約20台もの監視カメラが設置されていることを巡り、中国のネット上では交通違反などの過剰な取り締まりを懸念する声が上がった。

その様子を撮影してネット上に投稿した人によると、この場所は市街地から遠く離れているため、監視カメラがこんなにも密集して設置されていることに珍しさを感じたという。

同県の当局者は取材に対し、「カメラはそれぞれ異なる機関や部門に属するものだ」とした上で、「通常の監視、撮影、交通量の測定などに使用している。過剰な撮影や取り締まりに使用することはあり得ない」と回答した。

この話題について、SNS上では「いくらなんでも多すぎ」「鳥がたくさんとまっているのかと思った」「予算は各自使い切ってしまわなければならないからね」「財政資源の無駄遣い」などの反応が見られた。（翻訳・編集/柳川）