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韓国の女性の雇用率は61.4%、20年間改善見られず=韓国ネット「深刻な男女差別がある」

Record China / 2025年1月7日 10時0分

韓国の女性の雇用率は61.4%、20年間改善見られず=韓国ネット「深刻な男女差別がある」

6日、韓国・女性新聞は「韓国の雇用におけるジェンダー平等指標は過去20年間、経済協力開発機構加盟国中、下位圏にとどまっている」と伝えた。写真はソウル。

2025年1月6日、韓国・女性新聞は「韓国の雇用におけるジェンダー平等指標は過去20年間、経済協力開発機構(OECD)加盟国中、下位圏にとどまっている」と伝えた。

韓国経済人協会によると、OECD加盟38カ国の15~64歳の女性の雇用指標(23年基準)を分析した結果、韓国の女性の雇用率は61.4%、労働活動参加率が63.1%で、どちらも31位だった。雇用率は03年には27位だったが、20年間で4ランク下がった。労働参加率は32位から1ランク上昇するにとどまった。

韓国の15歳未満の子どもを持つ女性の雇用率(21年基準)は56.2%だった。国民所得3万ドル・人口5000万人以上の7カ国中、最も低かった。1位は日本で74.6%、以下、英国(74.2%)、フランス(73.9%)、ドイツ(73.8%)、米国(67.1%)、イタリア(57.2%)と続く。日英独と韓国の雇用環境を比較した結果、柔軟な労働環境づくりと育児支援の二つの面で韓国は不十分であると評価された。また、韓国は労働時間を週単位で制限し、1週間の時間外労働を最大12時間としているが、日英独は月単位以上で柔軟に運営していると分析された。

韓国の対国内総生産(GDP)比の家族政策支出(20年基準)は1.5%で、ドイツ(2.4%)、英国(2.3%)、日本(2.0%)の平均値(2.2%)を下回ったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「文句を言ってないで実力を身に着けなよ」「力仕事を頼むと嫌がるし、生理休暇だの育児休暇だのとうるさい。雇用主はボランティアじゃないぞ」「女性が自発的に仕事に就いてないんじゃないの?」「働きたくない女性がたくさんいるって話でしょ」「まともに仕事ができるんなら会社も採用するだろうに」など、否定的な声が多く寄せられており、これに対し「コメント欄を見るとこの国がなぜこんなありさまなのか(女性が結婚したがらない、少子化など)がよく分かる」といったコメントもついている。

その他、「最近は結婚する人が減ってるのに雇用率が低いのは、雇用における深刻な男女差別が確かにあるということだ」「認識の改善が必要だろう。韓国にはいまだに男が外で稼いでくるものだという固定概念がある」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

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