中国初の快速物流列車、広州と成都間で運行開始

中国初の快速物流列車が広州と成都間で運行を開始しました。

粤港澳大湾区（広東、香港、マカオグレーターべイエリア）で製造された製品を満載したX8512号快速コンテナ列車が6日午前11時8分に、広州鉄道集団の広州国際港駅をゆっくりと発車しました。31時間後に成都市内の城廂駅に到着する予定です。この列車の運行は、中国初の鉄道の快速物流モデル路線の運用開始であり、物資の輸送効率を有効に向上させ、物流輸送コストをさらに削減し、広東省と四川省の経済が協調して発展することを促進するための、利便性が高い物流による支えを提供します。

同列車は「旅客列車と同様の定時運行」「毎日運航」の方式で毎日定刻に出発します。最高時速は120キロ、平均時速は70キロです。利用の際には、「中国鉄道95306網」の公式アカウントで、先着順に予約できます。さらに、旅客列車の乗車券の方法を参考にして料金を明示することで、利用者による費用見積りを容易にしました。

広州鉄道集団は、「社会全体の物流コスト低減」などの政策の実効性を一層促進するために、今後はさらに多くの快速モデル貨物列車を運行する予定です。（提供/CRI）