中国2隻目の国産大型クルーズ船、1月中旬に全体構造が完成
Record China / 2025年1月8日 12時20分
中国2隻目の国産大型クルーズ船は1月中旬に全体構造が完成する見込みです。
中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号」(アドラ・マジック・シティー)は2024年元日に上海で就航し、今年の1月1日で1周年を迎えました。その間、国内外の延べ60万人余りの乗客を乗せ、上海から日本、韓国を往復する計84回のクルーズを行いました。また現在、2隻目の国産大型クルーズ船「愛達・花城号」の建造が着々と進んでおり、今月中旬には全体構造が完成し、2026年末に広州の南沙港で就航する予定です。
「愛達・花城号」は1隻目の「愛達・魔都号」と比べるとトン数が6400トン増加して総トン数は14万1900トンとなり、長さは17.4メートル増え、フランスのエッフェル塔を海面に横たえた長さに相当する341メートルとなり、客室数は19室増えて2144室、乗客定員5232人となります。
2隻目の「花城号」は1隻目の「魔都号」のアップグレード版ですが、その建造期間は8カ月も短縮されました。設計研究開発チーム責任者の王章建氏は、「1隻目を建造する際に収集した膨大なデータを利用して、チームは一連の3D建造モデルを構築した。つまり、コンピュータの中で改めて完全な大型クルーズ船を建造したことで、2隻目の建造効率が大幅に向上した」と説明しました。
王章建氏はさらに、「これまで、クルーズ船はヨーロッパの数社の造船所でしか建造できなかったが、そのサプライチェーンはほとんどヨーロッパにあった。仮に部品をすべて輸入するとなれば、建造サイクルもコストもコントロールできなくなり、私たちには自らがコントロール可能なサプライチェーンを確立することが求められていた」と述べました。
現在、造船業に付帯する一部の細分化された分野では、多くの中国企業が国際基準に追随する段階から、独自の基準を形成し、さらには基準をリードするまでに至っています。江蘇省亜星アンカーチェーン株式会社の陶興董事長は、「アンカーチェーン業界には数百年の歴史がある。私たちは1981年に海外から導入し、これまでに、2017年には国際船舶用オフショア係留チェーンと接続部品の第1版の基準を制定することに成功した」と述べました。(提供/CRI)
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