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有人宇宙船「神舟18号」乗組員、宇宙から帰還後初の記者会見―中国

Record China / 2025年1月9日 18時40分

有人宇宙船「神舟18号」乗組員、宇宙から帰還後初の記者会見―中国

中国宇宙飛行士科学研究訓練センターは8日午後、北京航天城で有人宇宙船「神舟18号」乗組員が出席する記者会見を行った。

中国宇宙飛行士科学研究訓練センターは8日午後、北京航天城で有人宇宙船「神舟18号」乗組員が出席する記者会見を行った。乗組員は宇宙から帰還してから60数日後、初めてメディアや一般の人々の前に正式に姿を現した。中国新聞網が伝えた。

会見では「80後(1980年代生まれ)」の葉光富飛行士、李聡飛行士、李広蘇飛行士の3人は元気な様子で、宇宙ステーション滞在段階と帰還後の関連状況について質問に答えた。

宇宙滞在が初めて累計1年を上回った中国の宇宙飛行士としての葉氏は、宇宙ステーションのミッションを2回遂行している上、今回のミッションでは船長になった。葉氏は、「訪問から家に帰る感覚に変わり、より温かく、心が落ち着いた」「1つのキャビンから3つのキャビンに変わり、環境がより快適に、ミッションがより複雑になった」「一般的な宇宙飛行士から船長に変わり、役割が変化し、責任がより重大になった」と、宇宙の家に戻った感想を「3つの変化」としてまとめた。

葉氏の2回の宇宙滞在期間は375日、乗組員の宇宙滞在期間は192日で、それぞれ単独滞在と乗組員滞在の最長記録を更新した。長期間の閉鎖環境で効率的な作業状態を維持するにはどうすればよいか。葉氏は、「それには適切な時間管理、健康的なライフスタイル、ミッションに熱意を持ち続ける必要がある」と経験を分かち合った。

乗組員は今回のミッション期間中、数十件の宇宙科学実験・技術試験と2回の宇宙飛行士船外活動を実施し、複数回の貨物船外移動を支援・実施した。3人は偶然にも、「スムーズ」という言葉で今回のミッションのパフォーマンスを評価した。葉氏は、「宇宙と地上が一体となり、乗組員が心を一つにし、半年余りの宇宙出張ミッションをスムーズに、楽しく遂行した。素晴らしく忘れがたい宇宙飛行になった」と述べた。

乗組員は帰還した後に隔離回復と療養回復段階の各種作業を完了し、全面的に回復観察段階に移行した。中国宇宙飛行士科学研究訓練センター科学研究支援チームの丁寧な看護とケアにより、乗組員の心身の状態が良好で、各種医学検査の結果が正常で、筋力、持久力、運動心肺機能が飛行前の水準にほぼ戻った。回復期間の各種作業を完了し、回復健康評価・総括を行った後、3人の宇宙飛行士は通常の訓練に戻る予定だ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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