中国初の国産大型クルーズ船の「愛達・魔都号」が港町巡りの旅スタートへ

中国のクルーズ船運営会社のアドラクルーズは9日、初の国産大型クルーズ船の「愛達・魔都号」が今年、中国の港町巡りの旅を始めると発表しました。

中国のクルーズ船運営会社のアドラクルーズ（愛達郵輪）は9日、初の国産大型クルーズ船の「愛達・魔都号」（アドラ・マジック・シティー）が今年、中国の港町巡りの旅を始めると発表しました。4月6日に山東省の青島でデビューするとのことです。国産大型クルーズ船が上海以外の港湾都市から出航するのは初めてとなります。

「愛達・魔都号」は青島国際クルーズ母港を出発し、4泊5日の国際クルーズ航路を2回連続で運航し、日本の福岡、韓国の済州を回った後、さらにいくつかの中国の港湾都市を訪れる予定です。

「愛達・魔都号」は全長323．6メートル、総トン数13万5500トンで、2125室の豪華な客室とスイートルームを持ち、乗客定員は5246人です。また、26の個性の異なるレストランやバーがあり、中華料理や西洋料理のオリジナルメニュー400種以上を提供します。

アドラクルーズ傘下の「愛達・魔都号」と「愛達・地中海号」の2隻の大型クルーズ船はこれまでに累計50万人近くの内外の乗客にサービスを提供し、好評を得ています。2隻目の国産大型クルーズ船「愛達・花城号」はすでに最終段階の艤装の加速期に入っており、2026年末に引き渡されて広東省広州市の南沙港で就航する予定です。（提供/CRI）