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日本アニメにおける新時代の課題、論理性の欠如、性的暴力的描写の増加も―中国メディア

Record China / 2025年1月15日 23時0分

まず芸術性に関して、「作品は同質化と低俗化の傾向を見せ始めた。市場競争が激化する中で、多くの制作会社は視聴者の好みに合わせるために、成功パターンを繰り返し使用するようになった。萌(も)え系、美少女系、恋愛系、ハーレム系などが頻繁に登場し、作品は革新性や深みを欠き、もともとの魅力や個性を失ってしまった」とした。

次に題材について、「作品はエンターテイメント性や消費主義的な方向へと偏り始めた。視聴者の需要が多様化する中で、視覚効果や感情的な刺激を重視し、ストーリーの論理性や質を犠牲にする作品が増えた。また、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』や『BLEACH』など、過度な性的表現や暴力描写を含む作品も登場した」と述べた。

社会的な観点では、「アニメはその文化的な意味や価値を失い、現実逃避のツールとして使われるようになった。日本の社会経済が厳しくなり、多くの若者が未来に対して無力感や迷いを抱え、アニメを通じて癒しや満足を求めるようになった。これが、オタク文化やロリコン、引きこもりなど、いくつかの社会問題を生んだ、もしくは悪化させる原因となった」と言及した。

記事は、「新時代の時期において、日本のアニメの作品数は増加し、国際的な発展を遂げた一方で、質的には低下し、文化的にも後退した。このことは黄金時代の輝かしい時期と対照的であり、日本のアニメの未来についての懸念や考察を呼び起こすものである」と指摘した。(翻訳・編集/岩田)

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