中国で初めて省のGDPが14兆元突破、広東省の経済規模が36年連続で全国首位―中国

2024年の広東省のGDPが14兆元という新たな段階に入り、経済規模は36年連続で全国一になった。

2024年の広東省のGDPが14兆元（約294兆円）という新たな段階に入り、経済規模は36年連続で全国一になったことが15日、広東省第14期人民代表大会第3回会議で分かった。

24年には広東省の一定規模以上の工業企業（年売上高2000万元以上の企業）の付加価値額は前年比4．2％増となり、同企業数は約7万4000社となった。

24年の同省の先進製造業とハイテク製造業の付加価値額が一定規模以上の工業企業に占める割合は、先進製造業が56．7％、ハイテク製造業が31．6％に向上した。新エネルギー自動車生産台数は同43％増、産業用ロボット生産台数は同31．2％増、スマートフォン生産台数は同12．5％増、集積回路生産量は同21％増だった。

対外貿易が盛んな同省は、24年の輸出入総額が同9．8％増の9兆元を突破し、規模は39年連続で全国トップとなった。これと同時に、経営主体が98万増えて1900万以上となり、そのうち企業が830万社以上で、いずれも全国一の規模だった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）