順風満帆でないトランプ米新政権=意外な弱点が露呈、マスク氏とMAGAの対立で陣営に亀裂も
Record China / 2025年1月21日 15時0分
今やトランプ最側近として存在感を増す実業家イーロン・マスク氏と、「MAGA(米国を再び偉大に)」支持派との対立も新政権にとっては懸念材料だ。両者は米国の外国人専門職向けの就労ビザ「H-1B」の扱いを巡って激しく対立している。H-1Bは一時就労ビザで最長6年とされているが、この発給を受ければ永住権取得が容易になるといわれている。MAGA派の議員や支持者らは「移民に雇用を奪われる」としてH-1B発給に猛反対。一方、自らも南アフリカの出身で、かつて同ビザを保有していたこともあるマスク氏は「ハイテク産業の競争力強化には外国人材が必要」と反撃し、トランプ陣営内の亀裂が表面化した格好。マスク対MAGAの対立には、第1次トランプ政権の首席戦略官で「トランプ最側近」ともいわれたスティーブ・バノン氏がMAGAを擁護し介入、「マスク氏を追放すべし」と叫ぶなど、事態は一層エスカレートする様相だ。こうしてみると、トランプ新政権は必ずしも盤石とはいえないようだ。
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