北京市が英語地図のテスト運用開始、外国人向けモビリティサービス最適化へ

北京市は国際交流センター建設を後押しし、外国人向けモビリティサービスを最適化するため、北京市英語地図を共同で作成しました。写真は北京市内。

北京市の計画自然資源委員会、政務・データ局、共産党委員会外事弁公室、政府外事弁公室、教育委員会は、同市の国際交流センター建設を後押しし、外国人向けモビリティサービスを最適化するため、北京市英語地図を共同で作成しました。市の地理情報公共サービスプラットフォームで22日から1カ月間試験運用し、各方面からのフィードバックに基づいて修正・改善した上で正式に運用します。

北京英語地図には電子版と紙版があります。

電子版は、行政区画、自然地物、交通運輸、管理機構、国際組織、教育文化、医療衛生、スポーツレジャー、宿泊施設、商業施設などのカテゴリーをカバーし、注記数は計3万余りに上ります。外国人が使いやすくするため、外国人の英語地図に対する高頻度のニーズを整理・抽出し、外国為替指定銀行支店、SIMカード手続き、交通カード手続き、証明書手続き、車の運転サービス、観光地サービスの6カテゴリーの特別テーマ図を追加しました。特別テーマ注記数は4000余りに上ります。外国人の北京での旅行、仕事、生活に便利な検索・位置情報サービスを提供します。

紙版は、外国人がよく訪れる空港、鉄道駅、観光スポット集中エリアをカバーし、世界遺産の「北京中軸線」など市の歴史や文化に関する情報を目立つように掲載しています。（提供/CRI）