春節も中国旅行が人気、外国人が福建土楼を絶賛
Record China / 2025年1月28日 21時40分
トランジットビザ免除措置対象国の範囲拡大に伴い、中国東南部の福建省漳州市にある南靖土楼景勝地を訪れる外国人観光客が増えています。写真は赤い提灯がかかった南靖土楼。
トランジットビザ免除措置対象国の範囲拡大に伴い、中国東南部の福建省漳州市にある南靖土楼景勝地を訪れる外国人観光客が増えています。現地で春節(旧正月)の雰囲気を堪能する外国人も多いです。
土楼とは、かつて北方から移住した客家の人々が、猛獣や盗賊の侵入を防ぐために築いた砦のような集合住宅のことで、「福建土楼」は世界遺産にもなっています。漳州市南靖県の南靖土楼も、この福建土楼の一つで、さまざまな形式の土楼が集まっていることで知られています。南靖土楼景勝地には大小さまざまな土楼が1万5000棟以上あります。ドイツ、オーストラリア、ロシア、イタリアなどからの観光客がひっきりなしに訪れ、中国の伝統的な年越しムードを体験しています。
土楼での年越しといえば、龍舞と獅子舞は定番の習慣の一つです。龍舞は、複数の人物が布で作った龍を操作し、龍珠と呼ばれる玉にリードされながら、太鼓やドラの音に合わせて踊らせ、空を舞う龍の姿を表現するものです。
700年の歴史をもち、軒を支える柱が斜めになっていることから「東倒西歪楼」とも呼ばれる裕昌楼の前では、外国人観光客が楽しそうに竹竿を振って龍を踊らせ、土楼の中を行き来しています。また、5本の指で演じられる人形劇は中国の初の国家級無形文化遺産であり、福建省南部地域における最も代表的な伝統芸能の一つでもあります。たくみな指づかいで細やかな動作をつくりだす人形劇の公演を鑑賞した観光客たちは大絶賛しています。
コロンビアから来たキンテーロ・キャンデラ・アレハンドラさんは、「ここには数千年も前から人が住んでいた。外国人の私たちはこのような深い歴史を知らなかった。実際に来てみて、地元の文化や風習、建築、長い歴史に触れるのは素晴らしいこと。一見の価値がある」と語りました。(提供/CRI)
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