高速道路のSAに義母を置き去り、1キロ走って気付く＝「うっかり？それとも…」―中国

中国の高速道路のサービスエリアで女性が置き去りにされる騒動があった。

中国の高速道路のサービスエリアで女性が置き去りにされる騒動があった。中国メディアの広州日報が27日に伝えた。

報道によると、男性は年越しの帰省のため、妻と義母を車に乗せて広東省佛山市から湖北省荊州市に向かっていた。途中、高速道路の英徳サービスエリア（SA）に立ち寄った。男性が降りて給油作業をしていたが、義母は2人に声を掛けないままトイレに行った。妻は車内で眠っていたという。

給油を終えた男性は、義母は外に出ていないものと思い込み、車に乗り込んですぐに発進。1キロほど走ったところで義母に「何か食べますか？」と声を掛けたものの応答がなかったことで、義母が車内にいないことに気付いたそうだ。

一方、トイレから戻った義母は車が見当たらず、自分が置き去りにされたと気付いた。焦った義母は高速道路の緊急レーンに侵入したが、幸い気付いた職員が制止。事情を聞き、男性らと連絡を取った上で、車で義母を男性らの元へと送り届けたという。

中国のネットユーザーからは「高速道路に侵入とか（笑）。SAの従業員に相談すればいいのに」「一方（男性）は軽率、一方（義母）は大胆」「3人しかいないのに気付かないとはね」「コミュニケーションって大事よな」「（義母を置き去りにしたのは）うっかり？それともわざと？」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）