米国で旅客機と軍用ヘリが衝突、中国人2人が死亡＝中国ネット「新年早々」「責任を問うべき」

米ワシントン近郊の空港で旅客機と米軍のヘリコプターが衝突した事故で、中国人2人の死亡が確認された。写真はロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港。

米ワシントンの空港近くで旅客機と米軍のヘリコプターが衝突した事故で、中国人2人の死亡が確認された。

現地時間29日午後9時ごろ、バージニア州アーリントンにあるロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港に着陸しようとしたアメリカン航空の旅客機と同州の陸軍施設から飛行してきたヘリUH-60が空中で衝突し、いずれもポトマック川に墜落した。

中国国営の中央テレビ（CCTV）などによると、この事故で中国人2人の死亡が確認された。現地大使館は2人を含むすべての犠牲者に哀悼の意を示している。旅客機には米露のフィギュアスケート選手を含む乗客乗員64人、ヘリには軍関係者3人が乗っていたが、トランプ大統領は記者会見で「残念ながら生存者はいない」と述べている。

中国のネットユーザーからは「新年（旧正月）早々なんてことだ」「年が明けたばかりなのに」「亡くなった方のご冥福を」「米国の飛行機は安全ではない」「米軍が賠償すべきだろう」「絶対に（米側に）責任を問うべき」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）