韓国で“飛行機恐怖症”広がる=韓国ネット「3カ月もすれば忘れる」
Record China / 2025年2月2日 12時0分
資料写真。
2025年1月31日、韓国メディア・アジア経済は「最近、SNS上に『飛行機恐怖症』を訴える投稿が増えている」と伝えた。
昨年12月29日、チェジュ航空の旅客機が胴体着陸して炎上する事故があり、先月1月29日にはエアプサンの旅客機内で火災が発生した。米国でも先月29日(現地時間)に旅客機と軍用ヘリコプターの空中衝突事故が発生している。国内外で旅客機事故が相次ぎ、「飛行機に乗るのが怖い」という人が増えているという。
ある主婦は両親の傘寿祝いで4月に東南アジア旅行の計画を立てていたが、キャンセルした。相次ぐ事故のニュースに家族全員、不安を抱くようになり、話し合いの末に決めたという。他にも「飛行機で行く海外旅行はしばらく無理」「年明けから間もないのに、飛行機事故はこれで何度目か。今年は2回、海外旅行の計画があるが、今から怖い」など、不安の声が多い。
近々ニューヨーク出張があるという会社員は「自分が乗る予定の航空機も最近、整備不良による遅延が多かったと聞くので不安だ」と話す。他にも「なぜこんなに航空機事故が多いのか。きちんと点検しているのか」という疑問も出ている。
また、エアプサンの旅客機火災は荷物棚に入っていたモバイルバッテリーから出火した可能性が浮上したことを受け、機内持ち込み荷物についての懸念も広がっている。ネット上の「機内持ち込み禁止品検索」では、1位が「モバイルバッテリー」で、充電器、スプレーなど火災の危険がある物の検索が増えているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「飛行機事故はあの世に直行だからな」「そもそも飛行機は命を半分投げ出して乗るものだ」「命懸けで海外旅行などしなくても、韓国にも美しい観光地はいっぱいある」「国内鉄道旅行にしなよ、楽しいぞ」「エアプサンの火災は中国製モバイルバッテリーだからでしょ」「海外旅行をする人が増え航空需要が拡大したのに対し、航空関連の人材や装備の拡充が追い付いてないところがある。人間も機体も疲労が蓄積したことで新たなタイプの事故のリスクが発生し限界に来たのでは?」「大丈夫。3カ月もすればみんな忘れるよ」「すぐに忘れて日本に行くんじゃない?」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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