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中国国内で金の取引価格が上昇、1グラム当たりの小売価格が1万8000円

Record China / 2025年2月4日 9時30分

中国国内で金の取引価格が上昇、1グラム当たりの小売価格が1万8000円

国際取引市場で1月30日、金の買い取り相場が大幅に上昇し、1月31日午前10時の時点で、1オンス2799.86ドルの史上最高値を記録しました。写真は中国の金のアクセサリー売り場で買い物中の顧客。

国際取引市場で1月30日、金(ゴールド)の買い取り相場が大幅に上昇し、1月31日午前10時の時点で、1オンス2799.86ドルの史上最高値を記録しました。中国国内の多くの金銀宝飾店では同日、純金1グラム当たりの小売価格が846元(約1万8000円)となっています。

アナリストによれば、米国のトランプ政権が主要な貿易パートナーに追加関税を課すことで貿易摩擦が引き起こされる可能性があることに加えて、世界各地での地政学的衝突がもたらす不確定要素の増加などにより、投資家が金によるリスクヘッジと金価格の上昇を見込んでいるとのことです。

これと同時に、中国では伝統的な祝日である春節(旧正月)の訪れに伴い、人々が金のアクセサリーなどを購入し、消費市場が伝統的な最盛期を迎えています。

2025年に入ってから、金の価格は全体として上昇傾向を見せています。専門家は春節期間中の消費者の金製品購入意欲の高まりについて、以下のように分析しています。

まず、自分へのご褒美と、贈答用としてのニーズが挙げられます。消費者は頑張った自分へのご褒美や、友人たちへのプレゼントに金のアクセサリーを選びます。これには新年に対する祝意なども込められています。

次ぎに、金が価値を維持するための伝統的な資産として投資家に好まれている点です。2025年の金価格は高値にもかかわらず、リスクヘッジとしての金の魅力は経済の不確定要素が増したことを背景に、依然として人々を惹きつけています。

また、2025年は干支(えと)の巳(み)年に当たり、多くのブランドが「蛇」をテーマにした金のアクセサリーを出していますが、これらの商品が備えている独特な文化的意味合いとデザインが消費者の間で人気を博している点です。

世界の金鉱山会社が加盟する業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2025年の金相場予測によりますと、金価格はここ10年の最高を記録する可能性があります。近年の高い伸びを経て、2025年の金価格の上昇は多少鈍化する可能性はあるものの、依然として上昇の余地があるということです。(提供/CRI)

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