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台湾女優が日本で死去、「日本の医師は外国人の患者を診察したがらない」と台湾人医師―台湾メディア

Record China / 2025年2月4日 10時0分

台湾女優が日本で死去、「日本の医師は外国人の患者を診察したがらない」と台湾人医師―台湾メディア

台湾メディアの三立新聞網は4日、台湾の女優「大S」ことバービィー・スーさんが日本で死去したことについて、台湾人医師が「日本の医師は外国人の患者を診察したがらない」との見方を示したことを伝えた。

台湾メディアの三立新聞網は4日、台湾の人気女優「大S」ことバービィー・スー(徐熙媛)さん(48)が日本で死去したことについて、台湾人医師が「日本の医師は外国人の患者を診察したがらない」との見方を示したことを伝えた。

バービィー・スーさんは日本を旅行中にインフルエンザを発症、肺炎を患い死去した。台湾メディアが関係者の話として報じたところによると、バービィー・スーさんら一行は1月29日に日本に到着した。バービィー・スーさんにはこの日から軽い風邪の症状があったという。そして、箱根の温泉を訪れた際にバービィー・スーさんの体調が悪化。1月31日夜に救急車で病院に搬送され、翌2月1日に東京の病院にかかり、同2日に亡くなったという。

三立新聞網の記事によると、訃報を受け、雅豊竹北医美診所の楊弘維(ヤン・ホンウェイ)副院長はSNSアカウントで、大学時代の同級生であり、日本で勤務しながら博士課程に在籍する呼吸器内科医・徐立恒(シュー・リーヘン)氏の見解を紹介した。

それによると、徐氏はバービィー・スーさんの受診状況や転院の詳しい経緯については不明とした上で、二つのポイントを指摘した。一つ目は「日本の病院の階層は明確である」ことを挙げ、「比較的地方の病院には、救急外来がなかったり、当直医がいなかったり、ICUが設置されていなかったりする場合がある。そのため、必然的に転院が必要になる。これは、医療センターが各地に点在する台湾とは異なる」と説明。「以前勤務していた日本の病院では、内科と救急外来の担当は自分だけで、ICUも存在しなかった」とした。

二つ目は「日本の医師は外国人の患者を診察したがらない」とし、「外国人患者には通常の300%の料金(健康保険証のない外国人の窓口負担割合)が請求されるほか、日本の医師の英語力は台湾の医師ほど高くないため、患者とのコミュニケーションが困難になることが多い。患者の病歴を把握することは非常に重要で、治療の遅れにつながる可能性もある。しかし、これについては日本の医師を責めることはできない。元々言語によるコミュニケーション能力には個人差がある。旅行保険には医療費の補償が含まれているが、医師による診察が保証されているわけではない」と述べたという。(翻訳・編集/北田)

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