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日本で死去、台湾女優バービィー・スーさんはなぜ入院に至らなかった?―台湾メディア

Record China / 2025年2月4日 15時30分

日本で死去、台湾女優バービィー・スーさんはなぜ入院に至らなかった?―台湾メディア

台湾メディアの三立新聞網は4日、台湾の有名女優「大S」ことバービィー・スーさんが日本で死去したことを受け、「台湾人は知っておくべき暗黙のルール」と題し、台湾人医師のSNS投稿を紹介した。

台湾メディアの三立新聞網は4日、台湾の有名女優「大S」ことバービィー・スー(徐熙媛)さん(48)が日本で死去したことを受け、「台湾人は知っておくべき暗黙のルール」と題し、台湾人医師のSNS投稿を紹介した。

家族らと日本に旅行に来ていたバービィー・スーさんは、インフルエンザによる肺炎を患い死去したと発表された。台湾メディアは、一家を案内していたガイドら関係者の話として、バービィー・スーさんが日本滞在中に数回にわたって病院を受診していたにもかかわらず入院には至らなかったと報道。こうした背景から「日本の医療機関の対応に疑問の声が上がっている」と伝えた。

台北市立聯合醫院陽明院区の胸部内科医である蘇一峰(スー・イーフォン)氏は4日、自身のフェイスブックアカウントで、日本のとある医療漫画で病院が外国人の急患の入院を拒否するよう指導する場面があったことに言及し、「この漫画を読んだ当時、ありえないと感じていたが…」とバービィー・スーさんのケースと重ねた。

また、「台湾の医療従事者は外国人患者の治療にも積極的に対応しており、それが台湾の国際的なイメージ向上につながると考えている。しかし、日本は国民性として自国中心の傾向が強く、特に日本語を話せない外国人患者に対しては対応のハードルが高くなる。英語での診察となると、日本の医師にとってさらに負担が大きくなる」とした。

なお、バービィー・スーさんが入院に至らなかった理由については、まだ明らかになっていない。

三立新聞網の記事は、蘇氏の投稿が多くの議論を呼んだとした上で、あるユーザーが「昨年末にツアーで北海道を訪れ、初日の夜に転倒して骨折した。翌日夜に痛みに耐えられなくなり救急車を呼んだが、3軒目(の病院)でようやく診察してもらえた。だが、治療は行われず、痛み止めと固定用の包帯を出されただけだった」との体験談を明かしたことを紹介した。

また、別のユーザーの声として「日本の病院は、患者の症状が極めて深刻でない限り入院させるという判断をしない」「日本人の英語力が低く、外国人に対して閉鎖的なのは普通として、医者にも英語ができない者がいるのか?今回の件は非常に理不尽に思える」「日本の医療資源は非常に限られているため、台湾人は海外での危機管理意識を持つべき」「日本だけじゃない。友人はオーストラリアで骨折したが手術の予約が2カ月先ということで、我慢できずに台湾に戻って治療した」なども取り上げている。(翻訳・編集/北田)

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