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春節期間中に中国を訪れる観光客が目に見えて増加

Record China / 2025年2月5日 17時50分

春節期間中に中国を訪れる観光客が目に見えて増加

春節期の中国のインバウンド市場は目に見えて成長しました。

中国では、入国ビザ免除の対象国が拡大し、入国ビザの取得の利便化も進められてきました。また、今年は春節(旧正月、2025年は1月29日)が国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の「無形文化遺産」に登録されて初めて迎えた春節でした。複数の要因の相乗効果により、春節期の中国のインバウンド市場は目に見えて成長しました。

航空券予約アプリの航旅縦横によれば、春節連休期間の1月28日から2月1日までの5日間には、前年同期よりも1400便以上多い航空便5500便以上が春節を中国で過ごす世界各地の外国人客を乗せて中国を訪れました。観光予約サイトの携程(シートリップ)によれば、春節期間全体でのインバウンドツアーの注文は前年同期比203%増の見込みです。

観光ガイドとして13年間働いてきた劉叢さんは、今年の春節は特に忙しいと述べました。劉さんは春節休暇中には一日も休まずに、北京のほとんどの花灯節(ランタン祭り)の会場を駆け回ったそうです。中国観光の形は大人数の団体客から個人観光客まで、定番の観光地から観光客自身が設定したルートまで、整備された観光地からニッチな穴場までと、豊富になりつつあります。劉さんが春節前に担当した「山登りツアー」では、20人以上の年配の外国人観光客がわざわざ中国に来て各地の高山に挑戦したとのことです。

春節期間中には上海、北京、深セン、成都などの大都市がこれまで通りに中国に来た観光客が主に訪れる都市でした。同時に、春節の雰囲気が濃厚な小さな街や、これまでは観光客が少なかった田舎の村にも世界各地の外国人観光客が訪れています。同じく観光予約サイトの途家によれば、外国人による民泊予約件数は前年同期の3.3倍にまで増加し、51の郷鎮(日本の町に相当)が初めて外国人からの注文を受けました。外国人にとっては新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区ブルチン県で氷や雪を楽しむ、湖北省赤壁市の羊楼洞古鎮で青磚茶(蒸し固めた緑茶)を賞味する、浙江省麗水市缙雲県の仁岸村で無形文化遺産に登録された人形劇を見るなどが春節の旅の流行になりました。

中国北部で旧暦に基づいて春節の準備を始める1月22日には、中国を旅する外国人が改めて増え始めました。ビッグデータによれば、2つ以上の都市を訪れる外国人の割合は27.3%を超え、3つ以上の都市を訪れる外国人観光客は前年同期比で13.8%増加したとのことです。(提供/CRI)

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