1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

春節連休、活気あふれる消費市場―中国

Record China / 2025年2月5日 20時30分

春節連休、活気あふれる消費市場―中国

中国では今年の春節連休中、映画、公演、観光、飲食、家電などの消費市場が活況を呈した。

中国では今年の春節(旧正月、今年は1月29日)連休中、映画、公演、観光、飲食、家電などの消費市場が活況を呈し、需要と供給の両方が旺盛で、持続的な経済回復の傾向を映し出した。

春節映画の興収が記録更新

オンラインプラットフォームのデータによると、1日午後10時7分現在、2025年度映画興行収入(予約・当日購入を含む)が80億元(約1600億円)に達し、アニメ映画「哪吒之魔童鬧海(ナーザの魔童大暴れ)」が年間興行収入のトップに立った。25年中国映画市場の累計興収はすでに北米市場を上回り、世界一になった。

インバウンド・アウトバウンドが力強く成長

旅行情報サイトの「馬蜂窩」の観光研究院の王暁雪(ワン・シャオシュエ)副院長によると、今年の春節は「春節(旧正月)――中国人の伝統的な新年を祝う社会実践」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産に登録されてから初めて迎える春節として、文化体験が各地の文化観光市場で主役の座に躍り出て、博物館に代表される文化施設、各地独自の春節の風習体験、無形文化遺産の体験が観光市場の注目点になった。

一方、海外旅行も力強い成長傾向を保った。旅行予約サイト「Qunar.Com」のビッグデータによると、同連休中には海外旅行のための航空券で三線以下の都市の住民が購入したものが全体の30%以上を占め、前年同期の2倍以上になった。

注目されるのは、「China Travel(中国旅行)」が世界のSNSプラットフォームで大ブームになり、中国のインバウンド市場に持続的な成長をもたらし、春節観光市場の大きな注目点になったことだ。旅行予約サイト「携程旅行網」のデータでは、春節連休中には、インバウンドの予約件数が前年同期比で180%増加した。民宿予約サイト「途家民宿」のデータによると、4日現在、春節期間には中国以外のパスポートを所持する旅客の民宿予約件数が前年同期の4.7倍になった。


活気に満ちている飲食と家電の消費

今年の春節には、飲食消費が大きな活気に満ちていた。年越し料理の予約が絶好調で、老舗レストランの伝統的なグルメと地方の特徴的な名物料理が飲食消費の注目点になった。北京市、上海市、四川省などの人気レストランの年越し料理は、予約が取れない状況が続いた。

牛肉鍋、生マリネ、ガチョウの煮込みなど、今年の同連休には広東省の潮汕地区の名物グルメがとりわけ人気を集めた。ECプラットフォーム「美団」のデータでは、連休最初の3日間、潮州以外のエリアでの潮汕グルメ団体購入のオンライン取引額が同108%以上増加した。

家電市場では、消費財の買い換え政策が強化され範囲を拡大したことに、春節がもともと消費の活発なシーズンであることが加わって、家電製品の売れ行きが好調だった。中国商務部のデータでは、1月20日から2月1日までの間に、1470万4000人の消費者が、携帯電話をはじめとするデジタル製品1886万7000点の買い換え補助金を申請した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください