中国アニメ映画「哪吒2」が快進撃、単一市場興行収入ランキングで世界歴代2位に

6日、新浪財経は、今年の春節（旧正月）に公開された中国のアニメファンタジー映画「哪吒2」が記録的な興行収入を上げていることを報じた。

2025年2月6日、新浪財経は、今年の春節（旧正月）に公開された中国のアニメファンタジー映画「哪吒2」が記録的な興行収入を上げていることを報じた。

「哪吒2」（「哪吒之魔童閙海」）は、2019年に公開された「哪吒之魔童降世」の続編として今年の春節に当たる1月29日に中国で公開された。公開から順調に興行収入を伸ばし、公開7日目の2月4日にはすでに50億元（約1040億円）を突破したことが報じられていた。新浪財経によると、現地時間6日午後9時半過ぎ現在で興行収入は62億2475万元（約1290億円）まで増え、世界の単一映画市場における歴代興行収入ランキングで「アベンジャーズ/エンドゲーム（アベンジャーズ4）」の北米市場興行収入を抜いて2位に躍り出た。

なお1位は15年に公開された「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が北米市場で記録した67億9211万元（約1410億円）とされており、この記録を抜き去る可能性も高まっている。

「哪吒2」の快進撃について、中国のネットユーザーは「明日にはあっという間に1位になりそう」「作品が観客を大切にすれば、観客は必ずその作品を支持する」「単一市場興行収入は今後中国勢が独占することになるだろう」「これからもいろいろな記録を塗り替えそう」「1位になるために明日もまた見に行くぞ」「100億元突破も余裕だな」「中国は人口が14億人いる限り、どんなランキングでも1位になれる」「世界単一市場って一体何なんだよ」といった感想を残している。（編集・翻訳/川尻）