1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

「鬼滅の刃」は「優しさこそが最も強い力である」ことを証明する教科書―中国メディア

Record China / 2025年2月11日 17時0分

さらに、「物語の展開については、劇場版『鬼滅の刃』無限列車編の展開が賛否を呼んだ。煉獄の死が1話で描かれる一方、戦闘シーンは数話にわたって続き、回想シーンも長めに挿入されている。さらに、炭治郎は幾度も致命傷を負いながらも立ち上がり続けるため、『主人公補正が強すぎる』という意見もある。そして、無惨は『太陽を浴びたいけど死ぬのは怖い』として、1000年にわたる野望をすべて部下の鬼に頼り切っているとやゆされた」とも指摘した。

このほか、「『鬼滅の刃』は、単なるバトルアニメにとどまらず、家族愛、伝承、生死観といった深いテーマを内包している。例えば、炭治郎が背負う禰豆子の竹箱は単なる道具ではなく『守ること』の象徴として描かれる。鬼になってもなお、禰豆子はその身を挺して兄を守り続ける。また、鬼殺隊たちの意志は、刀と呼吸法を通じて受け継がれ、鬼の死に際には必ず走馬灯があり、彼らがいかにして人間から鬼へと堕ちたのかが描かれる。吾峠氏は、この走馬灯を通して『憎むべき鬼にも哀しき過去あり。だが、斬るべきものは斬らねばならない』との生死観を伝えている」と考察した。

記事は同作を「涙と熱血の教科書」であると総評し、「時折、物語や敵の知能レベルが安定しない展開が指摘されるものの、浮世絵風の作画、映画レベルの戦闘シーン、そして美しく、強く、悲しいキャラクターたち、炭治郎の優しさが描かれることで多くの視聴者の心をつかんで離さない。『鬼滅の刃』は、まさに『優しさこそが、世界に対抗する最も強い力である』ことを証明する作品だ」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください