「風の谷のナウシカ」が3月6日に台湾で初公開!「名作」「楽しみ」ネット民から期待の声
Record China / 2025年2月7日 20時0分
6日、台湾の3C電子雑誌・Zeek玩家誌は、宮崎駿監督の名作「風の谷のナウシカ」が3月6日に台湾で初公開されると報じた。写真は風の谷のナウシカ。
2025年2月6日、台湾の3C電子雑誌・Zeek玩家誌は、スタジオジブリの宮崎駿監督の名作「風の谷のナウシカ」が3月6日に台湾で初公開されると報じた。
記事はまず、「壮大なスケールと奥深いストーリーで語り継がれるスタジオジブリの傑作『風の谷のナウシカ』は宮崎監督、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーというジブリの『三巨頭』が初めて手を組んだ記念すべき作品でもある」と説明。「同作は人間の過剰な開発によって自然環境が破壊され、文明が崩壊した後の世界を描いている。地表は猛毒の『腐海』に覆われ、生き残った人類は汚染された大地と蟲(むし)という巨大生物たちの脅威の中で生存を余儀なくされていた。しかし、海風に守られた『風の谷』だけは腐海の影響を受けず、穏やかな暮らしが保たれていた。そんな風の谷の王妃であるナウシカは、特異な共感能力を持ち、腐海の探索を日課としていた。ある日、トルメキア王国の輸送機が風の谷に墜落する。その機体には、千年前に世界を滅ぼした巨大人型生物『巨神兵』が眠っていた。この事件をきっかけに、風の谷は巨神兵をめぐる戦争に巻き込まれていく。ナウシカは、人類と世界の存亡を懸け、戦いの渦中に飛び込んでいくのだった」とあらすじを紹介した。
また、「当時、鈴木氏はアニメ雑誌『アニメージュ』の副編集長を務めており、取材を通じて宮崎監督と高畑監督に出会った。彼は『風の谷のナウシカ』の原作漫画を雑誌で連載することを企画し、大きな反響を呼んだ。映画公開後、腐海という独創的な世界観、奥深いストーリー、そして環境問題をテーマにした哲学的なメッセージが多くの観客を魅了し、高い評価を獲得した。同作の成功が後押しとなり、翌年85年にスタジオジブリが設立されることとなった。その後、86年に『天空の城ラピュタ』、88年に『となりのトトロ』、01年に『千と千尋の神隠し』など、時代を超えて愛される名作が次々と生み出されていった」と伝えた。
さらに、「宮崎監督作品の音楽を手掛ける巨匠・久石譲氏は、実は本作のプロデューサーを務めた高畑監督によって見いだされた。当時30代の無名の作曲家だった久石氏を起用し、2人は議論を重ねながら映画にふさわしい壮大な音楽を作り上げた。特に印象的なのが、サウンドトラックに収録された『ナウシカ・レクイエム』である。この楽曲は、当時4歳だった久石氏の娘・麻衣による童声で歌われており、青き衣の者が金色の野に降り立つ伝説的なシーンと相まって、多くの観客の心を揺さぶり、涙を誘った。本作を象徴する名曲として、今もなお語り継がれている」と紹介した。
台湾の配給会社・甲上娯楽のフェイスブック公式アカウントが同作の予告動画を投稿すると、「まさに名作の一つ」「ぜひ豪華なポスターの入場特典を付けてほしい!」「この作品が放送されるたびに、つい最後まで見てしまう」「台湾で『風の谷のナウシカ』を上映する映画館はどこ?幼い頃から大好きな作品なので、スクリーンで見たい」「今回もチケットの争奪戦になりそうだが、なんとか手に入れたい。特別休暇は『風の谷のナウシカ』のために取っておく。楽しみだ」などと、台湾上映に期待する声が寄せられた。(翻訳・編集/岩田)
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