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日本旅行から帰国した24歳のオーストラリア人女性が死亡、「DVT」を発症か―台湾メディア

Record China / 2025年2月8日 8時0分

日本旅行から帰国した24歳のオーストラリア人女性が死亡、「DVT」を発症か―台湾メディア

日本旅行から帰国した24歳のオーストラリア人女性が死亡した。

日本旅行から帰国した24歳のオーストラリア人女性が死亡した。三立新聞網や聯合新聞網など複数の台湾メディアが5日、現地メディアの報道を引用して報じた。

記事によると、シドニー出身のクリスティーン・ヴィスニッチ(Christine Visnjic)さん(24)は今年1月10日の朝、激しい足の痛みを感じ、確認するとひどく腫れ上がっていた。驚いた父親が病院へ連れていこうとしたが、その途中で発作を起こして嘔吐した後、心停止に陥った。

たまたま通りかかった看護師が応急処置を施し、病院に搬送されたが、脳卒中を起こしていることが判明。その後、脳死と診断されたことから、家族が生命維持装置を止める決断をした。死亡が確認されたのは病院搬送から72時間後だった。ヴィスニッチさんの死因は大腿部の血流が阻害され、血栓が心臓や脳へと広がったことだという。

報道によると、ヴィスニッチさんは「深部静脈血栓症(DVT)」を発症した可能性が高いとされている。DVTは主に下肢の深部静脈に血栓が生じ、血流が滞る疾患。特に長時間の飛行機移動では座りっぱなしで体を動かせず、血流が悪化して血栓ができやすくなるため、「エコノミークラス症候群」とも呼ばれる。

ヴィスニッチさんは昨年末に日本を3週間旅行しており、亡くなる1カ月ほど前に帰国したばかりだった。日本とオーストラリアは飛行機で9~10時間ほどかかるが、日本旅行のフライトとヴィスニッチさんのDVTに関連があったかは、現在のところ分かっていないという。

聯合新聞網の記事は、長距離フライトでのDVT発症を防ぐ措置として、「定期的に立ち上がって歩く」「座っている間も足を動かして血流を促す」「充分な水分を摂取し、アルコールは控える」などを紹介している。(翻訳・編集/北田)

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