中国国家統計局が1月のCPIとPPIデータを解説
Record China / 2025年2月10日 5時0分
中国国家統計局は9日、1月の全国CPIとPPIデータを発表しました。
中国国家統計局は9日、1月の全国CPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)データを発表しました。国家統計局都市司の董莉娟主任統計官がこれについて解説しました。
1月の全国CPIは旧正月(春節)要因の影響で上昇幅が拡大し、前月比は前月の横ばいから0.7%の上昇に転じ、前年同月比の上昇幅は前月の0.1%から0.5%に拡大しました。食品とエネルギー価格を差し引いたコアCPIは4カ月連続で回復し、1月は前月比0.5%の上昇、前年同月比では0.6%の上昇となりました。
前年同月比で見ると、サービス、食品価格は春節の月またがりの影響を受けて上昇幅が比較的大きく、ガソリン価格の回復も加わってCPIの前年同月比上昇幅が拡大しました。サービス価格は1.1%上昇し、上昇率が前月より0.6ポイント拡大した影響でCPIは前年同月比約0.42ポイント上昇し、前月を0.22ポイント上回りました。サービスのうち、航空券は8.9%、旅行価格は7.0%上昇し、映画・公演のチケットは11.0%、家事代行サービスは6.9%、理美容は5.8%上昇しました。食品価格は0.4%の上昇でした。
一方、1月は春節休日などの要因で工業生産は閑散期となり、全国のPPIは前年同月比で2.3%低下しました。そのうち、生産手段の価格は2.6%、生活手段の価格は1.2%低下しました。業種別では、コンピューター通信およびその他電子機器製造業が1.8%、繊維産業が1.7%、電気機械器具製造業が1.6%、石油・天然ガス採掘業が1.3%と、それぞれ低下しました。(提供/CRI)
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