世界の投資銀行も中国A株の買い増しを推奨
Record China / 2025年2月10日 16時50分
![世界の投資銀行も中国A株の買い増しを推奨](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/recordchina/recordchina_RC_948367_0-small.jpg)
ウォール街では中国株式市場の買い増しを推奨する声が上がっています。
ディープシーク(DeepSeek)はシリコンバレーだけでなくウォール街をも揺さぶりました。先週から、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、ドイツ銀行などの世界的に著名な投資銀行が相次いで発表した研究リポートでは、中国のハイテク関連株を好感し、中国株式市場でロングポジションをとるよう提案しています。
ウォール街では中国株式市場の買い増しを推奨する声が上がっています。ゴールドマン・サックスは現地時間4日、研究リポートの中で、中立的な予想では、今年のMSCI中国株指数の潜在的な上昇率は14%であり、楽観的な予想に立てば上昇率は28%まで急騰するだろうと率先して指摘しました。
ドイツ銀行グループのアジア太平洋地域企業リサーチディレクターのピーター・ミリケン(Peter Milliken)氏は7日、最新の研究リポートで、「中国株に対する『割安感』は失われるだろうと予想される。A株と香港株の強気相場のサイクルは既に2024年から始まっており、中期的には再び最高値を更新する見込みだ」としています。
バンク・オブ・アメリカのストラテジストも7日に発表した研究リポートで、投資家に中国の株式市場で買い増しすることをダイレクトに推奨するとともに、中国を含む多くの国の株式市場は、年初から現在までのリターンが米株のS&P指数500を上回っていると指摘しました。
A株が世界の投資家の焦点になっているのには、間違いなくテクノロジー分野でのブレークスルーが大きな推進力となっています。春節期間中、中国のディープシーク大規模言語モデルが、そのより優れたコストパフォーマンスと性能により、シリコンバレーで一時「ショック」を引き起こし、米半導体メーカーのエヌビディアなどのハイテク株が大幅に下落しました。この突如出現した大規模言語モデルは中国の科学技術力の高さを改めて認識させたのみならず、世界に中国のテクノロジー企業の価値を再認識させました。
ゴールドマン・サックスは、ディープシークの台頭は、中国関連のハイテク株の中長期的な価値を再評価する機会をもたらしたと指摘し、中国関連のハイテク株、特にAI応用分野でのイノベーション能力と市場優位性を持った企業をオーバーアロットメントするよう提案しました。また、A株もAIソフト技術の発展から恩恵を受けるとして、「より明るい成長見通しと技術のブレークスルーが大きな生産性向上をもたらし、米国と中国のハイテク関連株や半導体株の66%という評価格差を埋めるのに役立つ」と予測しています。
ドイツ銀行の研究リポートは、「世界のほぼすべての産業に中国のリーディングカンパニーが存在していることを踏まえ、全世界の時価総額に占める中国株の割合はさらに上昇する見込みだ」として、「同時に、2025年は世界の投資界が改めて中国の国際競争力を認識する重要な年となるだろう」と指摘しました。(提供/CRI)
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1中国の自動車大手・重慶長安汽車と東風汽車が経営統合か…実現なら販売台数で国内首位
読売新聞 / 2025年2月10日 21時20分
-
2マスク氏がオープンAIに買収提案、アルトマン氏「あなたが望むならツイッターを買収します」
読売新聞 / 2025年2月11日 7時51分
-
3小林製薬、純利益半減 「紅麹問題」で食品・通販苦戦 増収した事業は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年2月10日 19時6分
-
4イーロン・マスク氏、TikTokを「買収する計画はない」
読売新聞 / 2025年2月10日 22時4分
-
5なぜ今?「フジにCM出す企業」が見込む"勝算" キンライサーや夢グループが出稿する本当の狙い
東洋経済オンライン / 2025年2月10日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)