日本で病死の台湾版「花男」ヒロインの元夫、母親に縁切り宣言―中国メディア

中国の実業家の汪小菲氏は母親で実業家の張蘭氏との関係を断ち切ると宣言した。汪氏は今年の春節に合わせて家族で日本を旅行中に病死した台湾の人気女優バービィー・スーさんの元夫。写真は汪氏とバービィーさん。

中国メディアの三言科技Proによると、中国の実業家の汪小菲（ワン・シャオフェイ）氏（43）は9日、微信（ウィーチャット）のモーメンツで、母親で実業家の張蘭（チャン・ラン）氏とのあらゆる関係を断ち切ると宣言した。

汪氏は、今年の春節（旧正月）に合わせて家族で日本を旅行中にインフルエンザに感染し肺炎を併発して死亡した台湾の人気女優バービィー・スー（徐熙媛）さん（48）の元夫。バービィー・スーさんは2001年、日本の漫画「花より男子（だんご）」を原作とした台湾の人気学園ドラマ「流星花園」でヒロインの女子生徒役を演じた。

中国のショート動画プラットフォーム、抖音（ドウイン）は8日、故人の死を利用して誇大広告とマーケティングをし、商業的利益を得るために虚偽の動画を推薦したなどとして、張氏と汪氏のアカウントを無期限停止にしたと発表した。

これを受け、汪氏はウィーチャットのモーメンツに「私は親不孝者だが、そんな人が支持を得るようにしてはならない。彼女は私の母親だが、私とは三観（世界観、人生観、価値観）が合わない。今日から彼女とのあらゆる関係を断ち切る。彼女は何回生まれ変わっても十分な金を稼いだ。それでも足りないなら、私の命を奪いに来い」と投稿した。

記事は「張氏は昨年3月、汪氏との母子関係を断ち切る用意ができていると表明していた。2人の発言がパフォーマンスかどうかは時間により検証されることになるだろう」と伝えた。（翻訳・編集/柳川）