長江デルタ地域における科学技術の革新が新たな章へ―中国メディア

上海は2012年11月に開催された中国共産党第18回全国代表大会以来、科学技術の革新を先導する役割を積極的に果たし、長江デルタ地域の革新能力を着実に向上させてきました。

中国の習近平総書記は、「上海は国際的科学技術革新センターの建設という歴史的使命を担っている。チャンスを捉えて科学技術革新の策源地としての機能と最先端産業をけん引する機能を強化し、世界への影響力を持つ科学技術革新の拠点を急速に建設せねばならない」と述べたことがあります。上海は2012年11月に開催された中国共産党第18回全国代表大会以来、科学技術の革新を先導する役割を積極的に果たし、長江デルタ地域の革新能力を着実に向上させてきました。

上海では現在、建設済み、建設中、および計画中の重要な科学技術の基盤施設が20カ所に上ります。ハイテク企業の総数は2万5000社を超え、1日あたり320社の科学技術系企業が誕生しています。集積回路、バイオ医薬、人工知能（AI）の三大先導産業には、80万人以上の人材が集まっています。

最近閉幕した中央経済工作会議は、上海の国際科学技術革新センターの対象を長江デルタ地域の上海、江蘇、浙江、安徽に拡大することを打ち出しました。長江デルタ地域の科学技術革新における協力は政策による調整段階から制度化と法治化という新しい段階へと歩みを進めています。（提供/CRI）