人生を変えた2つの出会いに迫る「ゴッホ展」東京・兵庫

リセマム / 2019年9月5日 10時45分

ゴッホ展

 オランダ王国大使館後援による「ゴッホ展」が、2019年10月11日~2020年1月13日に上野の森美術館にて、2020年1月25日~3月29日に兵庫県立美術館にて開催される。ゴッホの人生を変えた2つの出会いに迫る2部構成で、魅力溢れるゴッホの作品とその人生に迫る。

 強烈な色彩で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)。37年という短い人生のうち、画家として活動したのはわずか10年間に過ぎないが、唯一無二の表現を獲得した背景には大きな2つの出会いがあったという。1つは27歳で画家として生きることを決意したゴッホを導いた「ハーグ派」。そして、その後パリに出たゴッホが出会った「印象派」だ。「ゴッホ展」では、第1部「ハーグ派に導かれて」、第2部「印象派に学ぶ」の2部構成で約40点のゴッホ作品を展示する。

 ハーグ派は、1870年~1900年頃、オランダ南西部の都市ハーグを中心に活動した画家たちの総称。自然観察をもとに田園風景や農民の生活を柔らかい光やくすんだ色調で表現したことから「灰色派」ともよばれた。第1部「ハーグ派に導かれて」では、画家としての手ほどきを受けながら描いたゴッホの初期の作品や、初めての本格的な油彩画「ジャガイモを食べる人々」など、ハーグ派の特徴を色濃く残した作品を紹介する。

 印象派は、19世紀後半にフランスで興った絵画運動。日常的な主題から受けた印象を直感的に表現し、輝く色彩を再現するため絵の具を混ぜずに原色のまま画面に並置する技法を生み出すなど、絵画に大きな変革をもたらした。第2部「印象派に学ぶ」では、1886年にパリに出たゴッホが、印象派の若手画家たちとの交流や制作を深める中で印象派の作風を取り入れていった作品を紹介。晩年のゴッホの作品に続くほかに類のないゴッホだけの芸術を見ることができる。

 また、今回のゴッホ展では故郷オランダの所蔵作だけでなく、ゴッホとハーグ派の重要なコレクションを所蔵するオランダ・ハーグ美術館館長の監修のもと、イスラエルやスイス、モナコ公国など10か国・地域、25か所にわたる所蔵先から作品を集結。日本初公開となる「パリの屋根」など、これまで日本で紹介される機会の少なかった貴重な作品を見ることができる。さらに、マウフェやセザンヌ、モネなどハーグ派と印象派を代表する巨匠たちの作品約30点もあわせて展示する。

 東京展、兵庫展ともに、特別前売券を発売中。チケットぴあやローソンチケットなど各種プレイガイドで購入できる。チケット情報や展覧会の詳細はWebサイトで確認できる。

◆ゴッホ展
【東京展】
会期:2019年10月11日(金)~2020年1月13日(月・祝)
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
開館時間:9:30~17:00(金・土は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:2019年12月31日(火)、2020年1月1日(水・祝)
観覧料:一般 1,800円、大学・専門学校・高校生 1,600円、中学・小学生 1,000円(いずれも税込)
※前売り、20人以上の団体料金はそれぞれ200円引き
※小学生未満は無料
※障がい者手帳を持参の人と介護者1名は無料(要証明)

【兵庫展】
会期:2020年1月25日(土)~3月29日(日)
会場:兵庫県立美術館(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
開館時間:10:00~18:00(金・土は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
観覧料:一般 1,700円、大学 1,300円、70歳以上 850円(いずれも税込)
※一般、大学生の前売り、20人以上の団体料金はそれぞれ200円引き
※高校生以下は無料
※70歳以上は前売りなし、20人以上の団体料金は100円引き
※障がい者手帳を持参の人は一般 400円、大学生 300円、介護者1名は無料(要証明)

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