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【トヨタ ノア】スポーティからちょい上げ系まで雰囲気激変! ホイール交換で変幻自在のスタイリング7選

レスポンス / 2022年10月3日 7時30分

ミドルクラスミニバンの代表的な1台と言えばトヨタ『ノア』。ドレスアップからファミリーユースまで、幅広いユーザー層に重宝される車種であり様々な用途で用いられる人気車種だ。


そんなノアを個性的に彩るには、まずは“ホイール交換”が1番のキーワード。オーソドックスなボックススタイルのミニバンは、足元が変わればイメージも大きく変わる。純正16インチのホイールをインチアップする手法に加えて、ドレスアップイメージのデザインからスポーティ路線、さらにはオフ系イメージへの変化球まで、ノアユーザーが選択に迷うようなそれぞれの方向性のホイールをマッチングさせてみた。これを見ながら自分流の足回りの方向性を想像してみて欲しい。


◆レイズ【HOMURA 2X10BD】


ミドルサイズミニバンに新たな可能性を感じさせるホイールマッチングとして注目したのが19インチ履きだ。ノアの足元を彩る1本として選んだのはレイズのホムラ「2X10BD」だ。大径化の流れはビッグサイズミニバンにはすでにあったが、ミドルサイズのミニバンでも注目が集まっている。そこでホムラの中でもヒットモデルとなっている、同ホイールの19インチをマッチング。ホイールを大径化すると、同じスポーク数&スポーク幅であれば当然ディスク面にスペースが空く。スポーティなスタイリングを求めるならば好ましい方向性だが、ミニバンのボリュームのあるサイドビューに対するとディスクは凝縮感&存在感がある方が好ましい。


そこで10交点を備えたメッシュデザインを持つ、2X10BDのセレクトにつながった。加えて、スポーク天面に段差を付けて抑揚を設けているのも同モデルの魅力。立体感や奥行きを感じさせるデザインもノアのフォルムをより引き立てるのに役立っている。リムオーバーするデザインで大径感を演出するフォルムも含めてノアへのマッチング指数はかなり高い1本となった。


◆レイズ【HOMURA 2X9Plus】


ノアのイメージをワンクラス上へと押し上げるのは足元のグレード感もひとつのキーワード。そこで選んだのがレイズ・ホムラの王道モデルとして長く愛され続ける「ホムラ 2X9Plus」。ホムラらしさをもっとも強く感じさせる、王道のメッシュデザインは安定感抜群。これさえ装着しておけば間違いないという、大定番モデルなのは多くのユーザーが知るところ。ホムラらしさを表現している“2×9のクロススポークデザイン”はY字形状で立体的なフォルムを備えているのが特徴。リムオーバーする大径感&凝縮感を兼ね備える構造が魅力だ。加えてディスク面は大きくかつ滑らかにラウンドすることで、上質で高級感を強く感じさせるフォルムとなった。


またスポークの側面には角度を付けた処理が施され、ここでも高級なイメージを印象付けているのも見どころだろう。センターパートにはレイズの特許技術“A.M.T.”でマシニングされたHOMURAのロゴを配置するのも独特のアレンジ。滑らかにラウンドする面に文字が刻まれるスタイルも、高級な工芸品を見ているかのような仕上がりを感じさせる。ノアの足元にデザイン性とドレスアップ効果を注ぎ込むには絶好のセレクトとなる。


◆レイズ【HOMURA 2X7Plus 2022 Limited】


ホムラの定番モデルのひとつである「2X7」。ホムラの黎明期からシリーズを支えるヒットモデルとなっている同ホイールに対して、ミドルクラスの車種をターゲットにしてサイズとデザイン設定を見直したのが「ホムラ 2X7Plus 2022 Limited」だ。18インチサイズ*にこだわり、サイズに合わせたデザイン処理を加える徹底ぶり。ノアのサイズ感とフォルムに、ジャストフィットするモデルと想定してのマッチングとなった。シャープでスポーティな2×7のクロススポークデザインは安定感抜群。ブリリアントシルバーを採用したことで、近年人気のダーク色中心のホイールカラーに一石を投じるモデルとなった。しかもスポークをよく見ると、ダイヤモンドカット+クリアといった手の込んだ処理が施されている。 *18インチのみ設定


アルミ素地がキラキラと輝く煌びやかで高級感溢れる仕上がりで、ミドルサイズの車両をワンサイズグレードアップさせる効果も狙っている。リム側にはメタルレッドの専用ステッカーを配置するなど、特別なモデルであることをアピールする。ミドルクラスに最適サイズのスポーツメッシュを選ぶなら見逃せないモデルだ。


◆レイズ【VERSUS CRAFT COLLECTION VOUGE 2223 LIMITED】


近年ホイール界で大注目されている黒のホイールを突き詰めて、ミドルサイズミニバンに最適な1本としてピックアップしたのが「ベルサス クラフトコレクション ヴォウジェ 2223 LIMITED」。発売からすでに12年を経ても今なお色あせない輝きを放つヒット商品であり、時代に合わせてトレンドカラーを打ち出してきたモデルでもある。そんなヴォウジェの注目の新作が、グロッシーブラックを纏ったのだ。ブラックカラーのホイールは“黒い塊”になりかねない危険をはらんでいる。しかしヴォウジェはフィン形状や立体デザインを備えたスポークデザインで、見る角度によって表情を変えるホイールだ。


光の照射角で色味も多彩に変化するため、全面をブラックとしたホイールとは思えない豊かなデザイン性を備えている。クロームのような輝きを備えた“大人の美しいブラック”を狙ったカラーがピタリと決まる。ノアの足元をブラックカラーで彩りながらも、しっかりと変化と表情のあるディスク面をアピールすることができるホイールとなった。20インチの存在感とともにミドルクラスミニバンのフォルムを彩る存在になる。


◆MID【RMP 027F】


MIDの中でもドレスアップ志向の強いRMPシリーズをノアに組合せてみた。もともとビッグサイズミニバンなどへのマッチングが目立っていたRMPの各ホイールだが、近年はSUVなどへの投入も多くなり、さらにはミドルサイズミニバンでもひとつの定番になりつつある。中でも注目したモデルが「RMP 027F」だ。2×7のクロススポークデザインは定番のスタイリングだが、リムオーバーするスポークなどで大径感をより強くアピールするモデルとなっている。さらに今回は19インチx40偏平のタイヤとの組合せとした。その理由は、標準車高でもフェンダーの隙間がある程度埋まるので“低さ”を感じさせやすい点だ。


ロワード前提のマッチングではなく、手軽に始められるホイールだと言うこともアピール点になっている。さらにカラーリングはセミグロスガンメタ(新色)を装着。テカリを抑え気味にしたカラーリングで落ち着きと高級感を演出。メッシュデザインとも相まってクルマのグレードをワンクラス持ち上げる効果も備えているのだ。ノアを手軽にドレスアップするには絶好の組合せになるだろう。


◆MID【VERTEC ONE GLAIVE】


ちょっと尖ったユーザーを標榜しているノア乗りならチェックしておきたい個性派ホイールがMID「VERTEC ONE GLAIVE」だ。先進のデザイン性を備えた同モデルは、最新のホイールデザインを取り入れてMIDが作り上げた渾身のモデル。2×5のクロススポークデザインをベースにしているものの、階層を備えたスポークデザインや、面に角度を付けた処理、さらにはスポーク部に斜めのラインを持ち込む曲面デザインを投入するなど、各部にはデザイン的なこだわりが満載。立体的なフォルムを備える、先鋭的なデザインを巧みに取り入れたホイールに仕上がっている。


さらにスポークのヒネリ処理で回転方向の動きを演出してみたり、スポークにホールを穿った処理を加えることで軽快感を演出するなど、デザインによる視覚効果も随所に込められているのもこのホイールの見どころ。カラーリングで注目したいのは、アンダーカット部分をダイヤモンドカット処理している点。ディスク面の別体感を強調する演出にもなっている、手の込んだデザイン処理だ。ノアに尖ったデザイン性を投入するにはぴったり。なおかつ手軽に導入できる同モデルに注目だ。


◆MID【NITROPOWER H6 SLUG】


ノアの足元コーディネートの大定番からは少し外れ、新たなチャレンジとしてホイールマッチングを実施してみたのが、MID「ナイトロパワー H6 SLUG」。狙ったのはズバリ、アウトドア・オフロードテイストの足元への投入だ。ノアは元々スタンダードなミドルサイズミニバンだが、ボディフォルムは非常にプレーン。そのため足元をちょっと変更するだけでイメージを大きく変えることができると踏んだのだ。そこで、近年人気が高まっているアウトドアテイストを持ち込むために選んだのがこのホイール。マッチングさせたスタイリングを見るとわかると思うが、“想像以上に似合う”ことがわかるはず。


あえて16インチを選んでタイヤハイトを稼いでいるのも、オフっぽさを意識してのこと。ブラッククリアのカラーはホワイト系のボディカラーにも映える。またマッチングさせたタイヤだと外径は若干大きくなってしまうが若干のリフトアップ効果と好意的に解釈することもできる。ビードロック調のデザインや骨太なスポークデザインなど、ノアとのフィット感は新しい可能性を感じさせてくれる。

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