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DS 4、「OPERA」仕様がアップグレード…2023年型を欧州発表

レスポンス / 2022年10月11日 13時0分

DSは10月4日、プレミアムコンパクトハッチバックの『DS 4』の2023年モデルを欧州で発表した。


◆DSならではのOPERA仕様の装備を充実


2023年モデルでは、オプションの「OPERA」仕様がアップグレードされた。DSならではの「サヴォア・フェール」を象徴するOPERAのインテリアは、クリオロブラウンのナッパレザーで造られたウォッチストラップシートを装備した。一面に貼られたクリオロブラウンナッパレザーとブラウンアッシュウッドのトリムがラグジュアリーな空間を演出する。


ドアパネルのレザーの質感を際立たせるために、ドアパネルには、革のつなぎ目がわからないように、フランスの伝統技法のステッチ技法が使われた。トリムにはブラウンアッシュ素材があしらわれるなど、内装には数多くハンドメイドが存在する。


OPERA仕様のフロントシートはヒーター、マッサージ、クーラー付き。さらに、カメラを使って前方の路面状況を監視し、それに合わせてダンパーの減衰力を制御する「DS ACTIVE SCAN SUSPENSION」、サンルーフ、ハンズフリーアクセスが可能なパワーテールゲート、ラミネート加工された前後ウィンドウ、ワイヤレス充電、アルミ製ペダル&フットレストも装備している。


◆EMP2プラットフォームの最新版がベース


DS 4の車台は、DSが属するステランティスの「EMP2」プラットフォームの最新版がベースだ。EMP2の新しいバージョンは、さまざまな種類のパワートレインに対応できるモジュラー式車台でありながら、新しい表現の自由をデザインに吹き込むという。


EMP2プラットフォームの最新バージョンは、プロポーションと空力性能を両立するために開発された。ボンネットとフェンダーの組み合わせや、2列目シートのフロアを下げることで、アスレチックで空力性能に優れるシルエットを構築しているという。


複合素材やホットプレスされた構造部品の採用をはじめ、空調ユニットなどのコンパクト化が図られ、室内や荷物スペースが拡大された。また、EMP2プラットフォームの最新バージョンでは、軽量化を進めたうえで、最新かつ最も厳しい安全基準に適合するように設計されている。


◆10インチの「DS IRIS」インフォテインメントシステム


DS 4のスリムなプロジェクターヘッドランプには、「DSマトリクスLEDビジョン」システムが組み込まれる。指向性を備えた光源に、左右に2列のLEDで構成されたデイタイムランニングライト(計98個のLED)を組み合わせた。


インフォテインメントシステムは、10インチの「DS IRIS」だ。新しいインターフェースは、スマートフォン同様、アイコンにタッチして操作を行う。DS IRISは、音声とジェスチャーで制御できる。自然言語の音声認識ソリューションによって、乗員の発言内容を理解するパーソナルアシスタントを備えている。


センターコンソールに配置される「DSスマートタッチ」は、指先で操作する画面だ。画面は、ズームイン、ズームアウト、手書き認識などの動きを識別する。システムやマッピングが常に最新の状態で作動するように、更新はクラウドを介して行われる。

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