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スズキとダイハツ、軽商用車や農業用ドローン・台車などを共同出展…スマート農業EXPO 2022

レスポンス / 2022年10月11日 17時0分

スズキダイハツは、10月12日から14日に幕張メッセにて開催される「第12回農業Week」における「第9回国際スマート農業EXPO」に、昨年に引き続き共同出展すると発表した。


スズキとダイハツは、農家を中心に愛用されている軽商用車を約60年間にわたり提供。今後も農家の困りごとを解決していく想いを発信するとともに、両社の意志に賛同してもらう仲間づくりを行うため、昨年はじめて共同で出展した。今年も「農家の『嬉しい』を探してカタチに」をテーマに共同出展。スズキ『スペーシア ベース』、ダイハツ『ハイゼットトラック』に加え、スズキは「マルチワーク可能なロボット台車『モバイルムーバー』」を、ダイハツは「農業用ドローン及び簡易操作治具など」を展示する。


スペーシア ベースは車中泊やリモートワークにも最適な新型軽商用車として8月26日より発売。「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」をコンセプトに、商用車の積載性や広い荷室空間、使い勝手のよさと、乗用車のデザインや快適性、運転のしやすさを融合したモデルとして注目を集めている。


ハイゼットトラックは1960年11月に初代が発売された軽トラックのロングセラーモデル。農業を中心とした一次産業から建設業等、幅広い業種から好評を得てきた。昨年12月20日には「た さ い トラック」をコンセプトにマイナーチェンジ。広い荷台による積載性や耐久性、防錆性等の基本機能はそのままに、使い勝手の良さや快適性を向上させた。


モバイルムーバーはスズキと地元静岡の農業ベンチャー企業であるエムスクエア・ラボが共同開発した屋外作業用モビリティだ。ジョイスティック式、有線追尾式、リモコン式の3パターンの操作方法を採用。スズキの高度な電動車椅子走行技術による安定した足回りと高い耐環境性により、荷物の搬送や乗用だけでなく、防除などの農作業にも応用できる。


農業用ドローンはダイハツとナイルワークスが共同開発。昨年の国際スマート農業EXPOでは、ハイゼットトラックの荷台を改造したドローン離発着ポートを出展し、注目を集めた。農業において、ドローンは農薬散布や作物の生育診断に利用されている。農業用ドローン発着ポート搭載車両は、ドローンを搭載して農地に向かい、荷台からドローンを地面に降ろさず、ポートに発着させることを想定。これにより作業の負担が軽減され、一人作業も可能になる。

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