1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

トマトで止まる! 低燃費タイヤ向けに天然ゴムを改良 住友ゴムなど共同研究

レスポンス / 2022年10月14日 10時0分

住友ゴムは10月13日、東北大学 高橋征司准教授、金沢大学 山下哲准教授、埼玉大学 戸澤譲教授らと共同で、夢の低燃費タイヤの開発につながるバイオポリマーの合成に成功したと発表した。


本研究グループはこれまで、鎖長に影響を及ぼす天然ゴム合成酵素の重要部位を特定し、その重要部位をトマト由来酵素に組み込んだ改変トマト由来酵素を用いて、自然界には存在しないバイオポリマーの合成に成功してきた。


今回、改変トマト由来酵素の研究を進めたことで、トマト由来酵素が用いる先頭モノマーの選択性が弱くなり、本来の先頭モノマー以外のモノマーでも合成可能であることを発見。さらに、この特性を利用することで、先頭モノマーを選択した全く新しいバイオポリマーを合成することに成功した。


今回合成したバイオポリマーにはタイヤ性能向上に有効な先頭モノマーを使用している。今後研究を進めることで、2040年代を目標にさらなる低燃費タイヤの開発を進めていく。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください