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降りようとすると「歩こう」と言われるバス、両備グループが運行中

レスポンス / 2022年10月17日 19時15分

岡山県岡山市の両備グループ「バスユニット」(両備グループのバス事業運営会社の総称)は現在、バス事業の存続・生き残りをかけて『宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト』というユニークな取り組みを行っている。


バスに乗りたくなる仕掛けを企画して公共交通の再起を目指す本プロジェクト、10月のテーマは『健康な未来 考えバス』。健康強調月間(健康保険組合連合会提唱)にちなんで、バス利用の促進に関する様々な施策で健康づくり、健康維持に取り組み、人生を豊かにそして日本の未来を救おうという企画になっている。


◆降車ボタンを押すと、「明日は1区間歩いてみませんか?」


バスユニットは世間の健康意識が高まる一方で、慢性的な運動不足を抱えながらもゆっくり朝食をとれないほどの日本人の忙しさに着目。健康づくりに向き合うアクティブな時間と身体に嬉しい栄養摂取の時間を、バスの利用によって解決しようとしている。


10月17日~11月7日の期間、特別車両「健康な未来 考えバス」を臨時運行し、乗客の健康意識改善を促す取り組みが行われている。バス停のポスターでは3分ストレッチメニューが紹介され、乗車すると車内には健康チェック、視力チェック、カロリー表記といった健康を指南するポスターが並ぶ。一部車両では早朝に、免疫力をサポートする栄養ドリンク「キリン イミューズ 朝の免疫ケア」が提供される。


そして最もユニークなのが降車時の車内放送。「とまります」の降車ボタンを押すと、「バスに乗って健康に!明日は1区間歩いてみませんか?」という車内アナウンスが流れるのだ。バス会社が早めの降車を促すという一見可笑しなお誘いも、乗客が楽しく健康と向き合える画期的なサービスだと言えよう。


さらにはTwitterによる参加型企画「マンガでTwitterキャンペーン」を実施。「宇宙一面白い公共交通を研究する博士と助手(両備グループ公式)」をフォローしクイズに回答すると、正解者から抽選で20名へ素敵な賞品がプレゼントされる。


乗客の減少・高齢化といった、難局を迎えている公共交通機関。「面白さ」と「健康」は、間違いなく今後のキーワードとなっていくだろう。

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