BMWのEV初の「M」、特別な1台がオークションに…新車価格の3倍で落札
レスポンス / 2022年10月19日 16時30分
オークション大手のサザビーは10月14日、BMWの4ドアグランクーペEVの『i4 M50』をベースにした『i4 M50 by Kith』がオークションに出品され、32万7600ドル(約4888万円)で落札された、と発表した。
オークションに出品されたのは、世界限定7台が生産されるうちの1台。同車は、日本向けに1台が限定導入され、価格は1593万円。今回のオークションでは、新車価格のおよそ3倍の値が付いたことになる。
◆人気ブランド「Kith」とのコラボで生まれた新色グリーン
米国ニューヨーク発の人気ライフスタイルブランドが、「Kith」(キス)だ。BMW Mは、Kithとのコラボレーションにより、内外装を特別仕立てとしたi4 M50 by Kithを開発した。
BMWは今回、同社の歴史上初めて、ブランドパートナーの名前にちなんで新色を命名した。「Kithバイタリティグリーン」は、この特別なコラボレーションの限定カラーで、通常の量産モデルには用意されない深みのあるダークグリーンだ。世界限定7台はすべて、Kithバイタリティグリーンで塗装される。
BMWは2年前、初めてコラボレーション相手に合わせて、ブランドのエンブレムを変更した。そして今回、BMWのエンブレムが再び変更された。BMW i4 M50 by Kithのボンネットのブランドロゴの周囲には、Kithバイタリティグリーンのリングが追加されている。このグリーンのリングには、パートナーシップ名、モデル、年度、そしてEVであることが記された。また、ホイールのセンターホールには、BMWではなくKithの文字に変更されたロゴが飾られている。
◆インテリアはキャラメルカラーでコーディネート
グリーンカラーのエクステリアに対して、フルメリノレザーの内装には、キャラメルカラーが組み合わされている。キャラメルカラーの調和がとれたコーディネートが特長だ。ニーボルスター、ステアリングコラム、シート、サイドパネル、AピラーとBピラーの下部は、すべてメリノレザーで仕上げられている。
また、前後のフロアマットはキャラメルカラーのレザーで縁取られ、Kithに変更されたMロゴとMストライプの刺繍が施された。ヘッドレストとフロントセンターアームレストには、ボックスデザインのKithの文字がエンボス加工されている。また、「KITH Exclusive Edition」の文字が、トリムにレーザーで刻印されている。
BMW i4 M50 by Kithでは、カップホルダーも特別仕立てだ。カップホルダーのリッドには、白と黒で描かれた「Elektro-Auto」の文字が添えられたロゴが刻印されている。
◆544hpツインモーター搭載
ベース車両のi4 M50は、前後アクスルにモーターを搭載する。このツインモーターは、最大出力544hp、最大トルク81kgmを引き出す。
544hpのパワーは、同等クラスのガソリン車、新型『M4クーペ』の「コンペティション」の直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンが生み出す最大出力510hpを、30hp以上上回るものだ。最大トルク81kgmは、新型『M4クーペコンペティション』の最大トルク66.3kgmを、およそ15kgm上回る。
さらに、i4 M50は、スポーツブースト機能を備え、0~100km/h加速は3.9秒で駆け抜ける。これは、新型M4クーペコンペティションに肩を並べる。また、1回の充電での航続は、WLTPサイクルで最大510kmに到達する、としている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
BMW M2クーペ(G87)試乗記・評価 「サーキットで乗ってみたい!」クルマ好き女子が試乗!
CORISM / 2024年11月9日 19時8分
-
[15秒でわかる]BMW『M5』新型…鮮やかな「スピードイエロー」で登場
レスポンス / 2024年11月2日 18時0分
-
BMW『M2クーペ』改良新型、480馬力にパワーアップ…998万円から
レスポンス / 2024年10月31日 6時0分
-
「トルク感がすごい」最新のBMWで初輸入車、初EV体験!『クルマら部』スペシャル試乗会レポート
レスポンス / 2024年10月30日 12時0分
-
スピードイエロー鮮やかに、ハイブリッド高性能セダンに進化した新型BMW『M5』
レスポンス / 2024年10月29日 16時0分
ランキング
-
1もっと早く買っておけば…年収1,100万円・大手食品メーカー会社員、パート妻に泣きつかれ49歳で渋々マイホーム購入も、80歳で後悔する「戦慄の住宅ローン返済額」【FPが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月19日 10時45分
-
2「KK線」廃止で「伝説の首都高」どうなるの!? 地図にも無い謎の「首都高8号線」に注目 新たな「地下ルート」開通後のゆくえは
くるまのニュース / 2024年11月19日 7時40分
-
3スーパーの試食はどこまで食べてOK? 空腹でソーセージを食べ過ぎた大学生…事務所に連れていかれた結末は【弁護士が解説】
まいどなニュース / 2024年11月19日 11時25分
-
4たまにしか雪降らないし「オールシーズンタイヤ」でいいのかな? 雪道走れるよね? 知っておくべき“特性”とは
乗りものニュース / 2024年11月19日 9時42分
-
5男女600人超が答えた「今、取りたい資格」ランキング 2位「日商簿記検定」…1位は?
オトナンサー / 2024年11月18日 21時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください