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メルセデスの次世代クーペ&カブリオレは『CLE』!最強のAMGモデルをニュルで目撃

レスポンス / 2022年10月20日 17時0分

2ドアクーペやオープンモデルのラインアップ再構築を進めるメルセデスベンツ。『Sクラスカブリオレ』は廃止となるが、『Cクラス』および『Eクラス』のクーペ/カブリオレは次世代モデル『CLEクーペ/カブリオレ』へとバトンタッチする。今回はその頂点に設定されるAMG『CLE63 Sクーペ』のプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。


CLEクーペ/カブリオレはCクラスと同じ「MRA-2」プラットフォームを採用、ボディサイズはCクラスとEクラスの中間になると思われる。


ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプはクーペタイプだ。フロントエンドには、パナメリカーナグリルを隠すダミーコンポーネントが装備されているが、釣り上がったヘッドライトの形はくっきりと見える。これは市販型と思われ、上部にはシャープなLEDデイタイムランニングライトが走っていることがわかる。バンパーには3分割された大型エアインテークが配置されているようだ。


サイドから見ると、CLEの長いボンネットと短いリアデッキが確認できる。ホイールベースがかなり長く、後部座席にも余裕がありそうだ。足回りにはミシュランパイロットスポーツを履き、強力なブレーキシステムによりバックアップされた軽量ホイールを装着。高性能スポーツモデルであることを主張する。


後部では、逆アーチ型のLEDテールライトグラフィックの一部や、リアデッキに装備されたスポイラー、AMG「63」モデルの象徴である台形のクワッドエキゾーストパイプがインストールされている。またAMG C63の充電ポートが左リアフェンダーにあるのに対し、CLE63の充電ポートは右側のリアバンパーにあることが見てとれる。今後登場するAMG『GT』のPHEVや『SL』のPHEVなど、よりスポーティで生産量の少ない車には、リアバンパーに充電ポートが配置されることになりそうだ。


キャビンを見ると、デジタルインストルメントクラスターがあり、縦向きのインフォテインメントスクリーンがセンタースタックに斜めに配置されていることがわかる。


AMG CLE63は、6.1kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載し、最近発売された『C63 S E パフォーマンス』とパワートレインを共有。電動アシストターボとは別の電気駆動モーターを備えた2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載すると思われる。このセットアップにより最高出力680ps、最大トルク1020Nmを発揮。0-100km/h加速は3.3秒以下が期待される。


ベースとなるCLEクーペ/カブリオレは2023年前半に登場が予想されており、それに続くAMGバージョンも早ければ2023年内にワールドプレミアがされる可能性があるだろう。

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