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快適ドライブにシートクッションを利用する ~Weeklyメンテナンス~

レスポンス / 2022年10月26日 6時30分

カー用品店に行くと数多く並んでいるシートクッション。ひと昔前に比べると売り場面積も広がりラインアップも増えていることに気づくはず。ロングドライブを快適に過ごすために取り入れてみよう。


◆現代のシートクッションは高機能な製品が溢れている!


以前は運転席に敷く簡易的な座布団タイプのラインアップが主だったシートクッション。しかし近年はカー用品店に行くとさまざまな種類の高機能なシートクッションがズラリと並んでいるのに気づくはずだ。その多くが3D形状や低反発といった機能性を謳ったモデルで、導入するだけでドライブを快適にしてくれるアイテムなのは間違いなさそうなので注目してみた。


秋の行楽シーズンはロングドライブも多くなる季節でもある。普段とは異なる長時間運転の環境で気になるのは疲労だ。たっぷりドライブを楽しんだあとの帰りの運転中に腰が痛くなったり、翌日にまで身体の疲れが残ってしまうなんてことを経験したことがあるドライバーもいるだろう。特に、普段は滅多にロングドライブをしないユーザーが、たまの遠出を経験すると上記のようなことが起きがちなのだ。


そんな時に役立つアイテムがシートクッションだ。すでにクルマメーカーでは高級車への疲労軽減の高機能シートの導入が始まっていたり、またレカロやブリッドなどのハイスペックなスポーツシートの装着も快適なドライビングのための対策としてはひとつの方法だろう。しかし、今使っている純正シートのまま快適性をアップさせたいならば後付け出来るシートクッションがお手軽&効果的だ。主な効能は腰痛の防止、運転姿勢を正す、ドライブ夜疲労の軽減などさまざま。最適なシートクッションを利用すればロングドライブのあとでも身体の痛みや疲れも少なくできて、ドライブの快適性が格段にアップするのだ。


◆設置場所はどこがいい? 用途によって選び方が変わる


シートクッションにはいくつかの種類がある。まずは設置するパート。もっとも一般的なのがシートの座面に敷く座布団タイプのシートクッション。長距離走行ではお尻が痛くなるケースや、体型やシート形状によっては尾てい骨あたりに痛みが出るケースもある。そんな不具合を未然に防止するのが座布団のようにシートに敷くタイプのシートクッションだ。純正シートのクッション性を補って快適性をアップしてくれる。低反発素材を使ったものであれば身体が自然に沈み込んでフィット感も抜群。また3D形状でお尻まわりのホールド性を高めて運転中の身体のズレなどを防止する機能を持ったモデルもある。いずれもロングドライブでのお尻が痛くなるのを防止し、同時に疲労軽減につながるので注目だ。


もうひとつの代表的なシートクッションが腰部分に設置するタイプだ。純正のシートは汎用性を持たせる構造なのもあって座り方次第では運転姿勢がやや猫背になってしまうこともある。この状態で長距離の運転をすると腰や背中に負担が掛かって痛みやだるさが出ることがあるのだ。そこで効果的なのが腰部分に取り付けるシートクッションだ。腰を後ろからサポートして正しい位置に腰の位置や骨盤の位置を矯正するので運転姿勢が自然と正されるのだ。その結果、疲れにくく腰に痛みがでにくいドライビングポジションがキープできるというわけ。座布団タイプと同様、身体のホールド性を高めることもで疲労を軽減する効果を持っているモデルもある。その他にも、首の周辺をサポートするシートクッション、さらには背面部分を広くサパーとするシートクッションなどもある。


シートクッションを選ぶ際にもうひとつ注目して欲しいのが通気性。低反発タイプのモデルは身体がぐっと沈み込むので暑い季節だと蒸れがが気になることもあるだろう。なるべく通気性が低いモデルを選んで、サラリとした快適性を求めるといいだろう。どの部分をサポートするのが自分に適しているのかは実際に使ってみないと判断できないこともある。売り場にシート+サンプルが置かれている量販店もあるので、実際に座って体験してみると「これだ!」というジャストフィットするアイテムを見つけられるので試してみよう。

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