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ベントレー『ベンテイガ』、快適性を極めたロングホイールベース…生産開始

レスポンス / 2022年10月28日 16時30分

ベントレーは10月24日、大型SUV『ベンテイガ』の「エクステンデッド・ホイールベース」(Bentley Bentayga Extended Wheelbase)の生産を、英国クルー本社工場で開始した。1台当たり132時間の時間をかけて組み立てられる。


◆世界初のオートクライメートと姿勢調整システム


同車は、ベンテイガのホイールベースを180mm延長し、後席スペースを拡大したモデルだ。ホイールベースを2995mmから3175mmに延長し、全長を5322mmとした。ホイールベースを延長したため、リアドアが長くなっている。


「ベントレー・エアラインシート・スペシフィケーション」を用意した。22通りのシート調整のほか、世界初となるオートクライメートシステムと姿勢調整システムが装備される。


オートクライメートシステムは乗員の体温と表面湿度を検知し、ヒーターかベンチレーター、またはその両方を作動させ、乗員が快適と感じる温度を保つ。姿勢調整システムはシート表面全体の圧力を測定し、乗員の着座位置と圧力ポイントを自動的に微調整する。このシステムには、独立した6つの圧力ゾーンがあり、3時間単位で177か所の圧力を個別に変化させることで、快適性を向上させ、移動中の疲労を最小限に抑えるという。


◆ロングホイールベース化によってエクステリアが専用に


ロングホイールベース化に合わせて、エクステリアは4か所変更された。それが、プロファイルのロング化、新しいフロントグリル、ポリッシュ仕上げの新設計22インチ10本スポークホイール、サンルーフの位置見直しだ。


「バーチカルベーングリル」は、『フライングスパー』に採用されている新設計グリルからインスピレーションを得たもの。独特のフロントグリルはブライトクロームのバーチカルベーンが垂直に立ち、その奥からブラックのメッシュグリルがのぞく。鏡面研磨仕上げの22インチ10本スポークホイールは、専用の新デザインだ。


リアキャビンの室内環境を向上させるため、パノラマサンルーフの位置を見直した。125mm後方に移動したサンルーフから、後席に自然光が降り注ぐようにした。サンルーフは、フロントコンソールと後席のタッチスクリーンリモートの両方で操作できる。


ホイールベースを180mm延長した効果で、後席に広々とした空間が生まれ、足元スペースも拡大された。競合ラグジュアリーSUVと比較して、キャビンは40mm以上長く、クラストップの広さ、と自負する。また、ヘッドルームは『ミュルザンヌ』より10mm広いにも関わらず、ルーフラインは競合車より100mm低く、バランスの取れたスポーティなシルエットとなっているという。


◆最大出力550psの4.0リットルV8ツインターボ搭載


4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンが搭載される。最大出力は550ps、最大トルクは78.5kgmを引き出し、0~100km/h加速4.6秒、最高速290km/hの性能を発揮する。


48Vの電動式アクティブロールコントロールシステムの「ベントレーダイナミックライド」が標準装備される。ベントレーダイナミックライドは、0.3秒で最大1300Nmのトルクを発生して、コーナリング時のロールを抑制し、タイヤの接地性を高め、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性をもたらすという。


「エレクトロニックオールホイールステアリング」も導入した。高速走行時は、ドライバーが操舵する前輪の動きに合わせ、システムが後輪の進行方向を微調整し、高速安定性を確保する。低速走行時には、エレクトロニックオールホイールステアリングによって、ホイールベースの短縮効果が生まれ、回転径が小さくなって市街地走行での敏捷性が向上。低速時は後輪が前輪と逆方向に操舵され、回転径が7%小さくなるという。

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