最強の3シリーズ、BMW『M3 CS』新型は只者じゃないオーラがプンプン!迫力のスタイルを見よ
レスポンス / 2022年11月8日 8時0分
開発終盤とみられるBMW『3シリーズ』のハードコアモデル、『M3 CS』の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
ニュルブルクリンクとその周辺で撮影されたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされ、ボンネットやフロントフェンダーが初めて露出している。
只者ではないオーラを放つエクステリア
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1816176.jpg)
フロントエンドは何と言っても、車体からサイドに飛び出したウイング状のバンパーが目を引く。キドニーグリルを含めた複雑な形状のエアインテークも、只者ではないオーラをにじませている。
大径ホイールは、ハブ付近に六角パターン、リムにV字型のデザインを採用。拡大してみるとミシュランパイロットスポーツカップタイヤを履いていることがわかる。ゴールドのブレーキキャリパーは、ドリル加工されたローターに固定されている。
トランクリッドに装着されたスプリットタイプのスポイラーは控えめだが、リア方向に突き出たバンパーにインストールされたディフューザー、そして円形のクワッドエキゾーストパイプはかなりアグレッシブだ。
カーボン採用で最大79kgもの軽量化か
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1816166.jpg)
目に見えない部分でも、より剛性の高いシャーシ、新しいチューニングによるサスペンションコンポーネントが含まれるだろう。また、ルーフ、ボンネット、トランクリッド、バケットシートのすべてにカーボンファイバーを採用し、大幅な軽量化を実現。最新の『M4 CSL』から判断すると、これらの変更により、M3 CS新型では、約68~79kg(150~175ポンド)の軽量化がなされる可能性がありそうだ。
ボンネットの下には3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58」ガソリンエンジンの改良版を搭載。最高出力はM4 CSLと同等の543ps、最大トルク649Nmを発揮する。M4 CSLとは異なり、M3 CSは後部タイヤのみを駆動するのではなく、全輪駆動を採用するとみられ、オートマチックトランスミッションのみのセッティングとなりそうだ。
M3 CSのワールドプレミアは、最速で2022年内と予想されており、2023年3月から2024年2月までの期間限定生産になるという。
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