1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

[カーオーディオ DIY講座]ドア内部のクリアランスを把握せよ!

レスポンス / 2022年11月12日 19時0分

カーオーディオ製品をDIYにてセットしたいと考えるドライバーが増加傾向にある。当コーナーは、そのような方々に向けて取り付け作業のコツを紹介している。まずはスピーカー交換のやり方を解説している。今回は、ドア内部のクリアランスの測定方法を説明する。


さて、スピーカー交換をしようとするとき、まず行うべきは当然ながら製品選定だ。ちなみにその際に重要なのは「好みの音がするかどうか」だが、それ以前に「愛車に取り付けられるかどうか」を見極める必要がある。なお国産スピーカーで簡単取付がうたわれているモデルの場合はメーカーのHP等で適合を確認できるが、海外モデルも候補となる場合には、あらかじめ確認しておくべきポイントが2つある。1つは「口径」で、もう1つは「取付奥行き寸法」だ。


ところで「口径」とは、厳密なサイズではなく「クラス」だと理解してほしい。大概製品名に「17cmセパレート2ウェイスピーカー」等の文言が記されていて、ここでいう「17cm」がそれに当たる。そして「17cm」と「16.5cm」は「クラス」としては同等だ(言い方が2つあるのだ)。


ちなみに国産車の多くは、「17cm」または「16.5cm」が適合クラスである場合が多い。とはいえ念のため確認はしておこう。国産メーカーの代表的なモデルの適合情報を見て、愛車に合うのが何cmラスなのかを事前に把握しておこう。


一方「取付奥行き寸法」とは、取付面(フレーム)からスピーカーの奥側(マグネット側)までの寸法のことを指すのだが、こちらは製品ごとで結構違う。で、「取り付け奥行き寸法」がドア内部のクリアランスよりも長いと、そのスピーカーは簡単には取り付けられない。


ゆえに、クリアランスはあらかじめ実測しておくべきだ。そしてそのためにはここまで説明してきたとおり、ドアの内張りパネルを外しさらには純正スピーカーも取り外す必要がある(それぞれの方法については以前の記事を要参照)。


そうすると測定が可能となるのだが、問題は「どこからどこまでを測るか」だ。まず始点となるのは、窓ガラスの位置だ。ドア内部には窓ガラスが降りてくる。その窓ガラスと当たってしまうスピーカーは取り付けられない。


そして終点となるのはどこかと言うと…。


スピーカーを取り付ける際には土台となるパーツである「インナーバッフル」を使用することとなるので、インナーパネル面(スピーカーの取付面)に「インナーバッフル」の厚み分を足したところが終点となる。


なお「インナーバッフル」も自作されることもあるが、DIY初心者ならば市販の「インナーバッフル」を使おう。数社から出ているので、愛車に適合するものを選び使用しよう。そしてチョイスしたインナーバッフルの厚みを調べ、その上でクリアランスを測定しよう。


今回は以上だ。次回は次の工程について説明していく。乞うご期待。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください