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日本車にもあった“カングー的”なクルマ?『AD MAX』とは【懐かしのカーカタログ】

レスポンス / 2022年11月27日 20時0分

来年には日本市場でも登場という新型ルノー『カングー』は気になるところ。そんなタイミングで、今回は過去にあった“カングー的”なクルマの代表格、日産『AD MAX』を振り返ってみたい。


◆フレンチドア装備、スタイルも粋な多用途車


1992年に日産から登場した『AD』のバリエーションとして設定された。ボディ後半を箱形とした、いわゆるフルゴネットタイプのクルマで、バンのほか5名乗車のワゴンタイプも用意され、搭載エンジンには1.5リットルのガソリンと1.7リットルのディーゼルの2機種が設定された。


特徴だったラゲッジルームは、とにかく使い勝手のよさを誇った。寸法はバンで荷室高=1205mm、荷室幅=1550mm、荷室長=1605mmとタップリとしたもの。昭和なモジュール(!)だが、運べる荷物量の目安としてカタログには、みかん箱で59個、ビールケースで30個と記載されている。ラゲッジフロアは上級モデルの“VX”ならカーペット敷き、DX、VEはシンプルな鉄板のままの状態だった。


それと“フレンチドア”と呼ばれる、いわゆる観音開きのバックドアも備え、最大180度までオープン可能となっていた。ドアは左右対称で、これはルノー『カングー』の前身のルノー『エクスプレス』と同じだった。装備にはリヤステップ、ロープフック、ラゲージストッパー、マルチユースバー、MAXウインドゥと呼ばれるスライド開閉式の窓といったアイテムが備えられた。


カタログを見ると、ラゲッジルーム部分のサイドウインドゥが省略された、パネルバンタイプの設定も。さらに保冷車も用意され、これはFRP製保冷車庫を搭載したクルマだった。ベースの『AD』がバンの用途の基本に徹したクルマだったのに対し、『AD MAX』は最大限の機能性をもちながら、さまざまなライフスタイルにも対応し、スタイルも粋な多用途車だった。


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